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トヨタ「ランドクルーザーFJ」は今年後半に450万円で発売か。RAV4よりやや小さめ、ラダーフレームにガソリンエンジン搭載とのウワサ

トヨタ・ランドクルーザー

| 現時点で「確実」と言える話ではないが、様々な情報を総合するに今回のウワサは確度が高そうだ |

実際に発売されればランドクルーザー250の「後釜」として検討したい

さて、チョコチョコと噂が聞かれるランクルの小型版、「ランドクルーザーFJ」。

今回はトヨタ高官が語った内容として「日本市場では450万円くらいで発売」「2026年モデルとして今年後半に発表」というものが伝えられています。

現時点でトヨタは公式にこの「ランドクルーザーFJ」についてなにかを語ったわけではありませんが、すでに「ティーザー画像のようなもの」が公開されていて、そこではタフなデザインとボクシーな形状のコンパクトオフローダーが確認されており、ハイラックスチャンプと共通のラダーフレームを採用している可能性がある、とも見られています。

新型トヨタFJクルーザーは「ハイラックスチャンプ」の車台を使用して開発が進められている?ランクルファミリーの末弟として「求めやすい価格」での提供を期待
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現時点でその正式名称はわからないが

なお、この「ランドクルーザーFJ」が正式名称として採用されるのかどうかについては確たる報はなく、しかしトヨタは「ランドクルーザー」をサブブランドとして展開したい意向を持っていて、これまでにもその名称や過去のランクルの持つデザインをさまざまな場面にて用いています。

イメージはFJ40ランドクルーザー。トヨタが月面や火星を走る「ベイビー ルナクルーザー コンセプト」を発表。車両操作はジョイスティック、室内にはARを備える
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よってトヨタが「ランクルファミリー」を拡大すべく、今回その名をブランニューモデルに用いるであろうことは想像に難くはなく、さらにはその販売終了後、多くのファンが復活を待ち望んでいる「FJクルーザー」の名を部分的に譲り受け、販売を有利に進める可能性も見えてくるわけですね。※実際に商標としての「ランドクルーザーFJ」は出願と登録がなされている

トヨタが商標「ランドクルーザーFJ」を出願。すでに「ランドクルーザーベース」も登録済み、別途「ランドスケープ」も出願され「ランクル一家」を拡大か
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Image:TOYOTA

この「ランドクルーザーFJ」らしきクルマは2023年に初めてティーザー画像として登場し、クラシックな70シリーズや現代的な250シリーズ、300シリーズに加わる”ランドクルーザーファミリーの最小メンバー”として紹介されているわけですね。

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ティーザー映像を見る限り、ランドクルーザーFJは2021年二発表されたトヨタ・コンパクトクルーザーEVコンセプトからデザインを引き継ぎ、アップライトなボディ形状と現代的なLEDアクセントを持っていて、十分な地上高、ヘビーデューティーなタイヤ、平らなテールゲートに予備のスペアタイヤが装備されているようにも。

コンパクトクルーザーEVが「カーデザイン賞を受賞」し、トヨタが追加にて画像を公開。なぜトヨタは自社の強みや資産を活かせそうなこのクルマを発売しないのか
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そしておそらくは(そのデザイン的な共通性から判断し)ランガ、あるいはハイラックスチャンプとシェアするラーフレームが与えられるものと思われ、初期の予測では全長4,500mm、全幅1,830mm、全高1,850mm、ホイールベース2,750mmというサイズを持つとされています。

トヨタ・コンパクトクルーザー

このラダーフレームはIMV 0プラットフォームと呼ばれるもので、ランドクルーザー(250シリーズ、300シリーズ)に搭載されるTNGA-Fプラットフォームとは異なり「コストが安い」ことが大き特徴ですが、この恩恵によってランドクルーザーFJは「比較的安価」にて提供されることが期待されているわけですね。

一方、いまだナゾなのはパワートレーンで、少し前の報道だと「ガソリンとハイブリッド」両方にて提供されると言われていたものの、最新の情報だとハイブリッドエンジンの採用が見送られ、伝統的なガソリンエンジンが採用されるとのウワサもあるもよう(ただしこれは地域によって異なる可能性があり、特に北米やヨーロッパではハイブリッド版が提供される可能性が高いとされる)。

そして「ガソリンエンジン」となると2.7リットル4気筒ガソリンエンジン(2TR-FE)がもっとも可能性の高い候補であると見られており、これに6速AT、そしてトルセンLSD(リミテッドスリップデフ)を組み込んだ4WDシステムが採用される、という説が濃厚です。

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参照:CARSCOOPS

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