そんなに苦しいのかVW・・・。社員食堂で人気のソーセージを「冷凍食品」としてドイツ国内のスーパーにて販売開始

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｜　フォルクスワーゲンではクルマよりソーセージが売れてる？伝説のカリーヴルストが冷凍食品として登場　｜

フォルクスワーゲンがクルマよりも売っているもの…それは“ソーセージ”

フォルクスワーゲン（Volkswagen）は世界中で人気の自動車メーカーですが、実は「カリーヴルスト（Currywurst）」というソーセージも大量に生産・販売していることでも知られています。

この伝説のソーセージはもともと社内食堂用に作られた非売品で、しかし従業員たちに大人気となり、その後一般向け販売が開始されたもの。

数量ベースだと「自動車よりも多く」が販売されるこのソーセージですが、そして今、さらに手軽に楽しめる冷凍・電子レンジ対応のTVディナー仕様として、ドイツ国内のスーパーに並ぶことが発表されています。※このソーセージにはクルマのパーツ同様に品番が振られており、パーツカタログにも掲載されているようだ

VWソーセージの驚異的な人気

2024年、Volkswagenは世界で約520万台の車を販売しましたが、カリーヴルストの販売本数は約860万本。

実質的に、クルマよりソーセージの方が売れているという驚きの数字ですが、人気の理由はシンプルで、本当に美味しいから。

2021年に一度ベジタリアンバージョンに切り替えた際には、社内で抗議の声が上がり、「VWのソーセージがないなんてありえない！」というスローガンで従業員が抗議活動を行ったほどで、その結果、フォルクスワーゲンは元のレシピを復活させ、社員の“肉への情熱”に応えたという経緯もあるようですね。

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電子レンジで簡単調理。冷凍カリーヴルストが登場

今回新たに登場したのは、冷凍されたカリーヴルストと付け合わせのポテトがセットになった電子レンジ対応版。

これにより、ドイツ国内の家庭でもいつでも手軽に、あの伝説のソーセージを味わうことが可能になりますが、販売はまず、Edeka（エデカ）やNetto（ネトー）といったドイツの大手スーパーの北部・東部店舗からスタートし、順次全国展開される予定です。

アメリカでは未発売、その理由は？

残念ながら、この美味しいVWソーセージを日本で食べることは難しい状況で、現時点ではドイツ以外の展開は発表されておらず、おそらく日本への輸出には関税や規制、流通の問題があるものと考えられ、その販売は厳しいのかもしれません。※冷凍ではない従来版につき、日本だと豊橋PDIセンターのみで食すことができるらしい

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まとめ：クルマもソーセージも“ピープルズ・アイテム”

フォルクスワーゲンは社名そのものが「人民のクルマ」を表していて、しかし今では（ドイツ国内だと）「人民のソーセージ」”とも呼べる存在を持つに至っており、このカリーヴルストのように、ブランドの文化と愛情が詰まった製品を揃えるのもドイツ自動車業界のユニークな一面ということになりそうですね。

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