| VWがソーセージを販売していたのは知っていたが、まさかケチャップを製品化しようとは |
このケチャップは1996年からVWのカフェテリアにて提供されている
さて、フォルクスワーゲンは(数年前まで)車両よりも多くのカリーヴルスト(カレー味のソーセージ)を販売していたことでも知られますが、これは「パーツカタログ」にも掲載されていたという「純正品(パーツナンバー199 398 500 A)」。
ただしこのソーセージは「メタボを誘発する」という理由にて現在は販売が停止されているものの、今回フォルクスワーゲンの米国法人がこのカリーヴルストの調理に使用されていたトマトケチャップを「純正品(部品番号00010 ZDK-259-101、正式名称VW ゲヴュルツ ケチャップ)」」として限定販売し、そして即完売してしまったことをアナウンスしています。
もともとは「社員用」として販売が開始されたカリーヴルストであったが
このカリーヴルストの歴史は1973年にまで遡ることができ、最初はフォルクスワーゲンの従業員向けとして社内のカフェテリアで販売を開始したものの、同社スタッフが顧客へのプレゼントとして購入贈ったところ人気が爆発し、そののちに一般顧客からの要望を受けて販路が拡大され、販売が終了するまではドイツ中の食料品店で販売されていたのだそう(日本での豊橋のDPIセンターで食べることができたそうだ)。
そしてこのカリーヴルストがカフェテリアにて提供される際は「ソーセージを輪切りにしてこのケチャップをかけて」出てくるそうですが、このケチャップはフォルクスワーゲンに雇用されているシェフによって開発されたもので、そのレシピは「門外不出」。
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よってこのケチャップはかなりのレア物ということになりそうですが、今回の限定販売はフォルクスワーゲンのアメリカ展開75周年を祝う一環である、と説明されています。
「今年は、自動車販売開始の大きな記念日を祝うだけではありません。私たちは、フォルクスワーゲンを今日のブランドにしている物語、思い出、情熱、そして楽しさや予想外のものすべてを祝っています。たとえば、ゲヴュルツケチャップブランドの調味料などです。」
フォルクスワーゲン・オブ・アメリカ カスタマーエクスペリエンス / ブランドマーケティング担当シニアバイスプレジデント レイチェル・ザルゼック
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参照:Volkswagen USA