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ついに登場間近。電動BMW M3がニュルブルクリンクを疾走【最新動画&スペック予測】

ついに登場間近。電動BMW M3がニュルブルクリンクを疾走【最新動画&スペック予測】

| BMW「M」史上最高の出力と驚愕のパフォーマンスをもって登場か |

電動BMW M3、ついに姿を現す

現在BMWは様々なモデルを積極的に投入していますが、その中でも大きな注目を集めるのが「ノイエクラッセ」。

そしてこのノイエクラッセにも「Mバージョン」が存在し、初のピュアエレクトリックモデルとして姿をあらわすのは「M3」だと見られています。

この電動版M3につき、2025年2月には氷上での初期テスト映像が(BMW公式にて)公開されて話題になりましたが、今回新たにニュルブルクリンクでの走行シーンがキャッチされ、その開発がさらに一歩進んだことが伺えます。

この映像では、BMW M3 ”EV”プロトタイプが有名な“グリーン・ヘル”を静かに、しかし猛烈なスピードで駆け抜ける様子が確認できます。

音は静かでもパフォーマンスは別次元

CarSpyMediaが撮影したこの短い動画には、複数のアングルから撮影された走行シーンが収録され、エンジン音に類するは聞こえないものの、タイヤのスキール音と俊敏な動きから、かなりの性能を秘めていることが伝わってきます(サウンドは別途開発中で、後にあらためて付与されるのかも)。

デザインは「ノイエ・クラッセ」採用

プロトタイプはMモデルらしいカモフラージュで覆われていますが、以下のような特徴を確認可能。

  • ワイドなフェンダー
  • 攻撃的なバンパーデザイン
  • 新デザイン言語「ノイエ・クラッセ」採用
  • スリムなライトユニットと小型キドニーグリル

全体のフォルムは、1970年代のBMW 2002を彷彿とさせるレトロモダンな印象で、現行モデル(G80型)とは一線を画しているようですね。※これは今までのプロトタイプでは確認できなかった要素であり、この面からも車両の開発が熟成していることがわかる

BMW、電動M3の未来を示唆する「Vision Driving Experience」コンセプトを公開。未来のBMWはこんなデザインに

Image:BMW

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電動M3のスペックは600馬力超え?

気になるパワーについてBMWは正式な数値をまだ公開していませんが、過去の発言から以下が予想され、これまでのMモデルに匹敵するか、それ以上のパフォーマンスが期待されます。

  • ベースモデルで600馬力超え
  • 将来的には700馬力の上位モデルも登場予定
  • もしかすると1,000馬力のクワッドモーター版も
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市販モデルは2027年登場か?

現時点での「電動3シリーズ」登場スケジュール予測は以下の通りで、BMWの次世代デザインとプラットフォーム「ノイエクラッセ」を初めて採用する市販車は電動SUV「iX3」となる予定であることが明かされています(2025年後半に登場見込み)。

  • 2025年中に電動3シリーズ(i3後継)登場
  • 2026年に電動M3プロトタイプ正式発表
  • 2027年から市販モデルとして販売開始予定

まとめ:EVでも走りに妥協なし。新型M3に注目

現在いくつかの自動車メーカーカーが「電動化」計画を大幅に見直しており、特にハイパフォーマンスセグメントに関しては「需要がない」としてここへの投入を先送りする例も。

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Image:BMW

しかしその中でもBMWは積極的にハイパフォーマンスEVの開発を進めており、ということは「いまの状況であっても、エンスージアストを振り向かせることができるだけのファン・トゥ・ドライブを実現できる」と考えているのかもしれません。

つまり電動化が進む中でも「走りのM」ブランドの魂は生き続けるものと思われ、新型BMW M3 EVは、電動化によってさらに鋭いレスポンスと驚異的なパフォーマンスを獲得し、新たな時代のドライビング体験を提供してくれることとなりそうですね。

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参照:CarSpyMedia(Youtube)

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  • この記事を書いた人

JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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