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ランボルギーニ史上最強のオープントップ「フェノーメノ・ロードスター」発表、わずか15台の限定モデル。そのボディカラーは「ミウラ・ロードスター」へのオマージュ

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜車体上部

Image:Lamborghini

| 想像していたのとは全く異なるカラーリングにて登場 |

そのカラーは「ミウラ・ロードスター」へのオマージュであると同時に「地元愛」も反映

ランボルギーニからブランド史上最もパワフルなオープンモデル「フェノーメノ・ロードスター(Fenomeno Roadster)」が発表されることに。

V12エンジンとハイブリッド技術を融合させることで1080馬力を叩き出し、そして世界でわずか15台しか存在しないという超希少なコレクターズアイテムです。


ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜フロント全景

Image:Lamborghini

この記事の要約(まとめ)

  • 世界限定15台: 選ばれしオーナーのみが手にできる、究極のエクスクルーシビティ
  • 史上最強の1080馬力: 6.5L V12自然吸気エンジン+3基の電気モーターによるハイブリッド(HPEV)
  • 異次元の加速性能: 0-100km/h加速はわずか2.4秒、最高速度は340km/hオーバー
  • 航空宇宙由来の技術: 「モノフュゼラージュ」シャシーによりオープンモデルながらクーペと同等の剛性を実現
  • 伝統と革新の融合: 伝説のミウラ・ロードスターへのオマージュと未来的なヘキサゴンデザインの融合
ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜サイド

Image:Lamborghini


フェノメノ・ロードスター:サンタアガタが生んだ「現象」という名の芸術

ランボルギーニが「フェノーメノ・ロードスター」を”ランボルギーニ・アリーナ”第2回大会でついに発表。

このハイパーカーは2025年に登場したクーペ版を進化させた最新の「フュー・オフ(限定生産)」モデルであり、車名の「フェノーメノ(Fenomeno)」は、イタリア語やスペイン語で「驚異的な現象」を意味するもの。

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜リア全景

Image:Lamborghini

その名の通り、モータースポーツ直系の技術とランボルギーニ・チェントロ・スティーレ(デザインセンター)による革新的な造形が組み合わされた、次世代のランボルギーニを想起させる「現象」ということになりそうですが、ここ最近のランボルギーニにおいて、「フューオフ」モデルでは闘牛由来の名ではなく、なんらかを示唆する”象徴としての”名称が付与される傾向が強いように思われます。

ランボルギーニ・エッセンツァSCV12
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Image:Lamborghini

ランボルギーニ・レヴェントン・ロードスター(正面、静止)
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そしてこのフェノーメノ・ロードスターにつき、ステファン・ヴィンケルマンCEOは、「これは我々のブランド価値である先見的なデザイン、妥協のないパフォーマンス、そして絶対的な独占性を最も純粋に表現した一台である」とコメントし、このクルマがランボルギーニの未来を示す存在であることを改めて強調。

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜リアセクション

Image:Lamborghini


車種概要:フェノーメノ ロードスター

1. パワートレイン:V12ハイブリッドの咆哮

フェノーメノではランボルギーニ伝統の6.5L V12自然吸気エンジンに3基の電気モーターを組み合わせた「HPEV(高性能電気自動車)」システムを採用しており・・・。

  • エンジン出力: 835 CV / 9,250 rpm
  • 合計出力: 1080 CV(1065 HP)
  • 駆動システム: フロントに2基、リアに1基のモーターを配置し、高度なトルクベクタリングと全輪駆動を実現
ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜フロントスプリッター

Image:Lamborghini

2. 空力とデザイン:ルーフレスでも失われない安定性

「乗員が、自身をパイロットのように感じる」という哲学のもと、ルーフがない状態でもクーペと同等のダウンフォースを発生させるよう再設計されています。

  • フロントウィンドシールド: 特殊なスポイラーが風をコックピット上部へ逃がし、エンジン冷却用の吸気口へ導くことに
  • ヘキサゴン(六角形)テーマ: LEDライト、排気口、インテリアの至る所にランボルギーニの象徴である六角形が散りばめられる
ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜サイドエアインテーク

Image:Lamborghini

3. シャシーと足回り:軽さと剛性の極致

航空宇宙産業から着想を得た「モノフュゼラージュ」構造を採用し・・・。

  • 素材: マルチテクノロジー・カーボンファイバーとフォージド・コンポジットを使用し、軽量化と高い衝突エネルギー吸収性能を両立
  • サスペンション: 手動調整可能なレーシングショックアブソーバーを備え、路面やサーキットに合わせてセットアップが可能
  • タイヤ: ブリヂストンが専用開発した「POTENZA Sport(21/22インチ)」を装着
ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜フロントホイール

Image:Lamborghini

【詳細スペック表】

項目スペック
エンジン6.5リッター V12 自然吸気 + 3モーター
最高出力(システム合計)1,080 CV (1,065 HP)
0-100 km/h 加速2.4 秒
0-200 km/h 加速6.8 秒
最高速度340 km/h 以上
トランスミッション8速デュアルクラッチ (DCT)
生産台数世界限定 15 台
ボディカラーブルー・ケフェウス(Blu Cepheus)× ロッソ・マルス(Rosso Mars)
ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜フロント全景

Image:Lamborghini

なお、今回発表された車両のボディカラーは「ブルー・ケフェウスとロッソ・マルス」とのコンビネーションとなっていますが、これらは「新色」ではく以前から存在するボディカラー。

そしてこのカラーはミウラ・ロードスターへのオマージュだと説明されています。

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ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜サイド

Image:Lamborghini


歴史に刻まれる「フュー・オフ」の血統

ランボルギーニには、2007年の「レヴェントン」から始まり、「ヴェネーノ」「チェンテナリオ」「シアン」といった、超限定生産モデル(フュー・オフ)の輝かしい歴史が存在し、これらのモデルは単なる高額車両ではなく、「将来の市販モデルに採用される技術やデザインの実験場」としての役割も担っています。

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜リア全景

Image:Lamborghini

フェノーメノ・ロードスターもまた同様で、今回のカーボンシャシー技術やハイブリッド制御は「今後のフラッグシップモデルの新しい基準」となる可能性が高く、とくに車体構造に関する技術は遠くない将来に登場するレヴエルト・ロードスター、テメラリオ・スパイダーにも継承されるのかもしれません。

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のインステリア〜ブラック✖️レッド

Image:Lamborghini

一方、ランボルギーニの限定モデルはフェラーリの「ビッグシックス」のように専用設計を持つ、究極の技術とピュアな思想を反映したものではなく、あくまでもその時代のフラッグシップ(現在だとレヴエルト)をベースにしたものとなりますが、それは裏返せば「すぐに市販モデルに反映させることができるデザインや技術をテストするための”走る実験室”」としての役割を持っているからなのかもしれません。

そしてフェラーリやマクラーレンとも異なり、「極端に」生産台数が低く抑えられていることも特筆すべきポイントです。

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ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のエクステリア〜エンジンフード

Image:Lamborghini


結論:ランボルギーニが描く、電動化時代の「純粋な情熱」

フェノーメノ・ロードスターは、ランボルギーニが電動化へと舵を切る中で、いかにして「内燃機関の情熱」と「最新技術」を融合させるかを示す一つの答え。

上述の通り、ブルー・ケフェウス(青)とロッソ・マルス(赤)の組み合わせは1968年の「ミウラ・ロードスター」への敬意ではありますが、本社があるボローニャ市のカラーへのオマージュでもあるといい、伝統を重んじながらも、パフォーマンスにおいて一切の妥協を許さないその姿勢こそが、ランボルギーニが世界中のファンを熱狂させ続ける理由なのかもしれません。

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のインステリア〜ブラック✖️レッド

Image:Lamborghini

わずか15台という数は、世界中のコレクターによる争奪戦を意味しますが(おそらくすでに販売先はすべて決まっているものと思われる)、このクルマが発する技術とデザインのメッセージは、今後の全てのランボルギーニ・オーナーにとっての「指針」となることは間違いなく、フェノーメノ、そしてフェノーメノ・ロードスターに採用されたデザインが各モデルへと反映されることになりそうです。

ランボルギーニ フェノーメノ(ブルー)のインステリア〜ブラック✖️レッド

Image:Lamborghini

なお、近年のランボルギーニは、かつての「無機質」なデザインから、ミッチャ・ボルカート氏の指揮のもと「有機的な」デザインへと移り変わりつつあるように見えますが(それは”マニフェスト”を見てもよく分かる)、少しづつ、しかし確実に闘牛の未来も変化しているようですね。

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参照:Lamborghini

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