ホンダがついに新型シビック・タイプR(CIVIC TYPE R
)
を発表。※ホンダのホームページでは詳細を公開
欧州では600万円に迫ろうという価格ですが、日本ではなんと428万円で販売。
しかも税抜きではなく税込で428万円なので、大バーゲンといっても差し支えないでしょう。
たしかに事前に428万円という情報はありましたが、まさか本当にこの価格で出してくるとは、という感じです。
なお、シビック・タイプRが破るまではFF最速記録はルノー・メガーヌRSトロフィーが保持しており(7分54秒)、そしてこの価格は426万円なので、これを意識していることは間違いなさそうです。
限定台数こそ750台ですが、これは驚き以外の何ものでもなく、購入を考えているのであれば迷わずに予約申し込みを行うべき車と言えるでしょう。
なお10/29 00:00より開始ですが、とりあえずぼくは申し込み予定。
シビック・タイプRが限定750台で日本でも販売決定。
公開は10/28、申し込みは10/29から11/23まで、こちらで概要を公開しています。
現時点では価格は不明で、おそらく東京モーターショーでの公開時には価格も発表されると見られます(でないと怖くて申し込みできない)。
ちなみに現地(英国)での価格は580万円ほどで、ホンダは過去の例を見ても現地より安価に日本での価格を設定したことはなく、600万円を超えるのではないかと考えています。※ただし今は円安であり、ちょっと今までとは事情が異なる
この価格はぼくが「パーフェクト」と考えるVWゴルフR(4WD)よりも高く、アウディTTクーペTFSI(542万円)、TTクーペTFSIクワトロ(589万円)よりも高価。
さらにポルシェ・ボクスターが634万円ということを考えると、いかにシビック・タイプRが高価であるかがわかると思います。
なお、シビック・タイプRが登場するまでレコードホルダーであったルノー・メガーヌRSトロフィーRの価格は499万円。
シビック・タイプRの価格は「FF車でニュルブルックリンク最速」という称号を得るための対価とも言えますが、実際にその対価を支払い、それに見合う性能を引き出せる環境にあり技術を持つ人がどれだけいるのか、ということですね。
質感や快適性、利便性を考えるとVWゴルフRやアウディTTのほうがずっとコストパフォーマンスが高く、「タイム」という突き抜けたベクトルにどれだけの価値を見出すのかというところかもしれません。
車格でいえばアウディTTのほうがずっと上でしょうし、世間一般の反応も同様かと思われ、よほどの思い入れが(タイプRに)あるか、周囲の反応やコストパフォーマンスを無視出来るだけの財力があれば間違いなく「買い」だとは思います。
なお、国内の価格については6月にホンダがメディア向けに発表したところでは500万円台、最近だとマガジンXが428万円、と報じていますね。
新型シビック タイプRはにわかには信じられない程の大きさで、全長は4390ミリ、全幅は1878ミリ。
ランボルギーニ・ガヤルドの全長は4300ミリ、全幅1900ミリなので、ほぼガヤルドと同じような長さと幅を持っている、ということになります。
ポルシェ911カレラは全長4499ミリ、全幅1810ミリ。つまりシビックタイプRはポルシェ911カレラよりも68ミリも幅が広いということになります(ワイドボディの911GT3でも1870ミリ、とシビック・タイプRより狭い)。