007映画にて最高のカーチェイス・シーンは?と海外で話題ですが、アストン・マーティンDBSとアルファロメオ159とのバトルが最高という説が有力。
なおジェームズ・ボンドをダニエル・クレイグが演じるようになってからは「荒々しさ」を見せるようにしているとのことですが、カーチェイス以外のアクションなどもスマートさよりも荒々しさが目立っていますね。
小物類や自動車に関してもこれまでの(荒唐無稽とも思える)ものよりも現実味のあるものが多く、今までのボンド映画とはやや異なる雰囲気を持っています。
https://www.youtube.com/watch?v=BsBd9tPK4uE
ぼくがよく覚えているのはアストンマーティン・バンキッシュ。
これは車体に多数のカメラを備え、映した風景を反対方向に投影することで「光学迷彩」を施すという仕掛けがあり、劇中でもうまく活用されていましたね(のちにメルセデス・ベンツがコンセプトカーで同様の仕組みをもつものを発表)。
ぼくはピアース・ブロスナン演じるボンドがもっとも好きで、ユーモアのセンスが抜群であったと思います。
小物や自動車についてもやや現実離れしたものが多かったとは認識していますが、そのほうが映画としては面白く、楽しめるのでは、とも考えています(ああいったことはボンド映画でしかできない)。
敵であるザオのジャガーXKRも良かったですね。
https://www.youtube.com/watch?v=EgpNYhrKp3Y
ダニエル・クレイグの荒っぽい運転とは逆にスマートな運転を見せるこのカーチェイス(対フェラーリ)もなかなかに見応えがあり、美しさと迫力を感じるところ。
こちらはBMWをリモートコントロールするシーンですが、当時は「遥か未来」に思えた技術も現在では可能になったというのも灌漑深いですね。
007最新作、「スペクター」の最新予告編が公開に。
アストンマーティンDB10の登場シーンもあり、そしてジャガーとのカーチェイスなど見せ場もたっぷりあるようですね。