| マクラーレンF1の設計者からこういったクルマが提案されようとは |
ゴードン・マレーは広く交通問題の解決に取り組む人だった
シェルとの共同事業として3年を費やしたゴードン・マレーのシティカー。
ようやくその姿が公開されましたが、さすがゴードン・マレーの鬼才ぶりが発揮された車となっています。
マクラーレンF1(ロードカー)を手がけた人物と同一とは思えないほどのギャップがありますが、その分懐の深い人なのでしょうね。
ボディにリサイクルカーボンファイバーを使用するなどして重量を550キロに抑えており、製造過程に3Dプリンターも取り入れたり、となかなか面白い試みも。
パッケージング、サイズ、素材、製造過程など全てにおいて効率化を目指したと思われ、様々な意味で画期的な車と言えそうです。
車体構造には、カーボンファイバーとスチールを使用した「iStream」が採用されるといい、これはコストと軽量化、量産性とを高次元でバランスさせている、とも伝えられます。
インテリアはマクラーレンF1と同じ「センターシート(シングルシーターなので当然と言えば当然ですが)、そして正面にはシンプルな液晶メーター、そしてインフォテイメントシステムはもとよりスマートフォンにて代用するという考え方です。
後方確認については「ミラー」ではなく「カメラとモニター」によって行うようですね。
なおゴードン・マレーはヤマハと共同開発したカーボン製のシャシー、そして新生TVRのシャシーデザインも行っており、今後も何らかのプロジェクトが形になりそうです。
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