メルセデス・ベンツが新型Eクラスを発表。
実車の発表は2017年のデトロイト・モーターショーですが、まずはオンラインでの発表です。
先代よりも大きく、美しく、そして室内も広くなっており、もちろん運動性能も向上。
最近のメルセデス・ベンツの流儀に従い、「クラスを超えてクーペ共通の」車体後半デザインを持っています。
その結果、まさに「CクラスクーペとSクラスクーペの中間」といった感じですが、実用性とデザインを考えると「ちょうどいい」サイズなのかもしれませんね。
内装だとジェットエンジンをモチーフにしたエアコン吹き出し口が目を引きますが、12.3インチディスプレイなど基本的にはEクラスをクラス・セダンと共通。
ボディサイズは全長4826ミリ、全幅1860ミリ、全高1430ミリ、と堂々としたもの。
長さで123ミリ、幅で74ミリ、とずいぶん拡大しています(先代はCクラスと共通のプラットフォームだったものの、今回のEクラスクーペは新しいプラットフォーム採用)。
駆動輪は後輪もしくは4WDとなり、トランスミッションは9速AT。
まずはE220d(194馬力)、E200(184馬力)、E300(245馬力)、E400(333馬力)がアナウンスされていますが、後には563馬力のエンジンを積むE63 AMGもラインアップされると見られます。
関連投稿:メルセデス・ベンツが新型Eクラス・クーペのティーザー動画公開。カタログもリーク
メルセデス・ベンツが今週水曜日(現地時間)に発表するとみられるEクラス・クーペのティーザー動画を公開。
内外装ともにチラ見せしている状態ですが、内装のライティング、メーターの光り方、ヘッドライト(デイタイム・ランニング・ランプ?)の光り方、テールランプの光り方など確認できるものとなっています。
デイライトは発光時にブルーからホワイトに色が変わるように見えますが、これは「そう見える」だけなのか実際に変化するのか不明。
テールランプは「スターダスト・エフェクト」と呼ばれる天の川のような光り方をするもので、これも無段階ながらシーケンシャルっぽい光り方ですね。
この動画を見る限りでは相当にスペクタクルな光り方をするようで、メルセデス・ベンツはポルシェとともに「ライト」という分野ではアウディ、BMWに差をつけられていたものの、一気に巻き返しを行ってきそうな感じですね。
なおこちらはリークされたカタログ。