アメリカのチューナーがマツダ・ロードスターにV8エンジンを押し込んだ「フライング・ミアータ」を製作していますが、そのロードスターを思いっきり走らせる動画レビューが公開に。
エンジンは6.2リッタ−V8で525馬力。
そのハイパワーに対応できるようボディ、足回り、ブレーキ、タイヤサイズも強化されていますが、車体重量が1179キロに止まるのは秀逸ですね。。
重量バランスも考慮され、元々の52:48から53:47へとわずかな変化にとどまっています。
費用が高額(550万円くらい)なのが玉に瑕ですが、そのお金でアメリカンマッスルカーを購入するよりは楽しいかもしれず、もしかするとリセールも良いかもしれません。
NDロードスターにV8エンジンをスワップしたツワモノが登場。
エンジンは6.2リッターV8で、これに伴いトランスミッションもターマックT56マグナム(6速MT)へ変更しています。
もちろんエンジンの重量が重くなる(気筒数だと倍、排気量だと3倍)のでサスペンションもリニューアルされ、ブレーキやタイヤ/ホイールも大径化。
馬力はV8化によって一気に525馬力にまで達し、しかし車体重量は1179キロと比較的軽量。
重量配分は前後52/48から53/47へと若干ながらフロントヘビーに(フロントにV8を積んでこの重量配分に留まることは驚異的)。
なおチューニング費用はベースとなる車体抜きで驚愕の550万円。
エンジンの価格、スワップにかかる費用を考えると「やむをえない」とは思いますが、ロードスターの車体価格+チューニング費用を考えると、ポルシェ718ボクスターを購入したほうが幸せになれそうではありますね。
マツダ・ロードスターに525馬力のV8エンジン(GM製、LS3)を搭載したチューニングカーが登場。
もちろんアメリカからですが、よくもロードスターの車体にオリジナルの4気筒に比べ倍のシリンダーを持つV8エンジンが収まったものだと思います。
外観は追加ロールバー意外ほとんどノーマルのままというのもポイントが高く、「走り」に全てをそいだ様子がわかります。
重量は1175キロと純正比で119キロしか増えておらず(補強込みで)、前後重量配分はフロン53.4%、リア46.6%。
これもオリジナルの状態だと52:48なのでほぼバランスをキープしていることになりますね。
トランスミッションはT56ターマック、デフにはカマロSSからスワップしたものを採用し、エキゾーストシステムはワンオフのコルベット風。
ドライブシャフトはカーボン製、ブレーキも強化するなど「外観以外はほぼ手が入っている」状態です。
見た目にお金をかけるとのは真逆の手法であり、こういったことができるチューナーは素晴らしいと思います。
なおこのコンバージョンキットは市販されており価格は49,995ドル(マツダ・ロードスターは含まない)。
もちろん車以上の価格ですが、内容を考えると価値はあるのかもしれません。
エンジンはお好みに応じて430馬力のV8、もしくは525馬力のV8が選択できる(もちろん費用に差はある)模様。