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またまたレアカーが競売に。車とは思えない形をしたコンセプトカーなど5台が登場

2017/01/25

またまた競売にてレアカーが登場予定。
今回オークションを開催するのはバレット・ジャクソンですが、昨年は1,469台のレアカーを販売。
1月もまた希少な車を競売にかけ、まずは上の画像となる1930年型のDelage D8カブリオレ。
Delageは1905年から1953年にかけて4万台の車を製造したようですが(その時代にそれだけの数が売れたのは驚き)、現在生存が確認されているのはわずか数台、とのこと。
そのうちの一台が今回の出品だということで、間違いなく「億」に達するだろうと見られています。

これは珍品とも言える、1955年型クライスラー・ギア・ストリームラインX「グライダ」。
1955年のトリノ・モーターショーに出展された車とのことですが、市販化されることなくそのまま消滅。
日本だと「1980年代」の流行のみが特殊で、なかなかリバイバルされることはありませんが、アメリカだと1950年台のこういった「流線型ブーム」が同じような感じなのかもしれませんね。
ある意味では現代の車よりも未来的です。

次いで1960年型シボレー・エンジニアリング・リサーチ・ビークルⅠ。
シボレー・エンジニアリング・リサーチ・ビークルⅠ、略してCERVとも呼ばれますが、その名称の通り完全なテストカー。
ミドシップ、シングルシーターという構成を持ち、市販車にそのレイアウトを採用する可能性を探ったようですが、これが市販車に転用される機会はなかった模様(もしかしたらこのレイアウトがコルベットに採用されたら、コルベットははC2からミドシップとなる可能性もあった)。
なお最高時速は331キロをマークした、とのこと。

1964年型チーターGT。
わずか11台のみが製造された車で、カリフォルニアのレースカー製作会社によって作られたもの。
この個体は完全にレストアされコンディション抜群で、最高落札価格は8000万円程度になるだろう、と見られています。
ジャガーE-TYPEとシェルビー・コブラを足してニで割ったような外観ですが、なかなか格好良いですね。

1999年型シェルビー・シリーズ1コンバーチブル。
比較的最近の車ですが、キャロル・シェルビーによって(彼の工場で)最初から設計された唯一の車とされています。
けっこう人気があったようで、1998年から2005年にかけて249台が製造・販売に。
この個体は「240」番なのでかなり後の生産になりますが、4リッターV8エンジン(320馬力)をフロントに、6速MTをトランスアクスルレイアウトにて搭載。
重量は1270キロと軽く、0-100キロ加速は4.4秒、最高速度は時速299キロ、とされています。

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