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フォードGTの馬力がようやく公開に(今まで発表されていなかった)。V6/3.5リッターで647馬力

投稿日:2017/02/01 更新日:

ついにフォードGTのパワーやスペックが発表に。
フォードGTは二年前のデトロイト・モーターショーでコンセプトカーとして発表され、その後抽選を行った後に販売対象者が決定され、つい先日には生産第一号がラインオフしたばかり。

にもかかわらず、今まで「馬力」「最高速」といったスペックが公開されておらず(価格も)、これはスーパーカーとしては異例と言えます。
というのもスーパーカーはある意味「数字こそ命」的な部分があり、しかし今回はそれがスルーされた、ということですね。

にもかかわらず500台の生産枠に対して13倍の6500人が購入を申し込むことになり(結局生産は1000台に増加)、価格も馬力も最高速もわからない車によくお金が出せるものだ(5000万円以上と言われている)、と驚いたものです。
しかもフェラーリやランボルギーニの最新モデルだと使用されるエンジンやシャシー、技術はある程度馴染みがあり想像ができますが、フォードGTの場合は完全新設計でエンジンは「V6/3.5リッター」。
しかもエコブーストという環境対策エンジンで(その割に先代より燃費が悪い模様)、いざ馬力が発表になって400馬力くらいしか出てなかったらどうするんだろう、と考えたりしたわけですね。

さて、その注目のスペックですが、エンジン出力は「647馬力」と発表に。
3.8リッターエンジン(V8)を搭載するフェラーリ488GTB、同じく3.8リッターエンジン搭載のマクラーレン650Sよりは若干低めですが、排気量を考えると妥当なところかもしれません。
重量はドライで1385キロ、とけっこう軽いですね(同じカーボン製モノコックを採用するマクラーレン650Sは1330キロ)。
一方最高速度は時速347キロとマクラーレン650Sよりも高くなっています。

なおサーキット(Calabogie Motorsports Park)のラップタイムは2:09.8と伝えられ、マクラーレン675LTの2:10.8、フェラーリ458の2:12.9よりも速いタイムですが、残念ながら0-100キロ加速については今回も発表はありません。


関連投稿:フォードGTの”5つ”のドライブモード詳細が公開。最高速アタック用「V-Max」モードも

フォードGTはドライビングモードが装備されますが、それぞれのモードそしてその内容が公開に。
これによるとモードは「ウェット」「ノーマル」「スポーツ」「トラック」「V-Max」の5つ。
「ウェット」だとローンチコントロール使用不可、サスペンションは「ノーマルダンピング」となっています。

面白いのは車高もドライブモードに合わせて変化することで、「スポーツ」「トラック」「V-MAX」では車高ダウン。
サスペンションも当然固められることになり、トランスミッションも「スポーティー」に。

他の車にあまり見られないのは「V-Max」モードですが、これは「最高速アタック」モードとなっており、空気抵抗を低減するためにリアスポイラーが「展開しない」こと。
サーキットを走行するであろう「スポーツ」「トラック」ではリアスポイラーを作動させダウンフォースを稼ぐ設定となっていますが、この「”最高速アタック”V-Max」はなかなかに珍しい、と言えます。

関連投稿:フォードGTに採用のデジタルメーター動作状況が公開。思ったよりも地味だった件

フォードGTに採用されるドライブモードの解説、そしてそれぞれのモードにおけるデジタルメーターの動きを示した動画がフォードより公開に。
なおフォードGTは(エコブーストエンジン搭載にも関わらず)先代よりも燃費が悪いことが公的機関より公表されており、しかしそのエンジンの出力や販売価格が公開されないなど、謎の多い車でもあります。

今回公開されたのは10インチ液晶ディスプレイの動作状況ですが、ドライブモードを変更してもあまり表示は変わらず、その表示についても(ランボルギーニ・アヴェンタドールに比べると)今ひとつドラマに欠けるかも、と思います。

その販売方法や抽選の結果ならびに通知方法についても物議を醸した車ですが、もしかすると「ここ数年でもっとも期待の外れた車」になるかもしれない、という密かな予感も。


関連投稿:フォードGTは燃費重視のエコブーストエンジン搭載ながらもライバルより燃費が悪いという結果

アメリカの環境庁(EPA)がテストしたところによると、フォードGTの燃費は先代のフォードGT、そしてランボルギーニやフェラーリなどライバルに比べても「悪い」という結果に。
フォードGTは「エコブースト」エンジンを搭載しており、その3.5リッターV6エンジンはかなり燃費が良さそうには感じますよね。

ただ実際のところでは1ガロン当たり街中で11マイルしか走行できず、エミッションは高速走18マイル、複合で14マイル。
日本では馴染みのない算出方法、かつ「マイル」「ガロン」なのでイメージがわきませんが、例えば先代のフォードGTは新型フォードGTよりも大きな排気量かつ自然吸気エンジンを搭載しながらも、それぞれの数値が「12/19/14」。
つまり1ガロン当たりの走行距離が市街地/高速とも長く、複合では同じということになりますね。

ここでライバルの数字を見てみると、3.9リッターV8ターボ採用のフェラーリ488GTBは「15/22/18」、5.2リッターV10自然吸気エンジンを持つランボルギーニ・ウラカンは「14/21/17」、同じV6ターボながらもハイブリッドを採用するホンダNSXは「21/22/21」。

ここでこれらの数字を並べてみましょう(数字が大きい方が優秀)。

1ガロンあたりの走行距離(市街地/高速/複合)
新型フォードGT 11/18/14
先代フォードGT 12/19/14
フェラーリ488GTB 15/22/18
ランボルギーニ・ウラカン 14/21/17
ホンダNSX 21/22/21

フォードGTは優れた環境性能を発揮するためにV6/3.5リッターエンジンを採用しているはずですが、燃費においては逆に「残念」な結果となり、これはちょっと皮肉と言えるかもしれませんね。

 

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