ラ・フェラーリに搭載されるV12エンジンですが、これは6.3リッターから800馬力を発生。
リッター当たりに換算しても相当なハイチューンと言えますが(F12の後継モデルではこれを超えるかもしれない)、この馬力を出すためにフェラーリはF1では禁止となった技術を採用している、と解説した動画が公開に。
これはエアインテークの長さを可変とすることで低回転においても出力を向上させるシステムだそうですが、非常に優れたシステムのようですね。
なおF1は本来技術革新の場であり、自動車における可能性を追求するための場であるとぼくは考えているのですが、現在(というかしばらく前)からは「公平な競争」という矛盾する目的のために禁止される技術が増加。
それら技術を追求し市販車に転用できれば、速度だけではなく環境性能、安全性や経済性など大きく向上する可能性があると考えているのですが、可変エアロ、アクティブサスなど多くの技術が禁止されるに至っているのが現実です。
いつも思うのですが、「規制」とはすなわち可能性を制限することに直結し、規制を行うことでそれ自体(例えば今回だとF1)の発展や可能性、将来性をも制限してしまうことにつながり、ひいては衰退にもつながりかねない、と考えています(会社でも規則が増えると成長が鈍化する傾向にある)。
もう一度、F1においても「トンデモマシン」が登場するような時代になるといいですね。
シルバーストーン・サーキットにて、フェラーリF12tdfに乗ってラ・フェラーリを追うという夢のような環境の動画。
おそらくはイギリスのフェラーリVIP顧客向けに開催されたイベント「パッショーネ・フェラーリ」での一コマかと思います。
フェラーリF12tdfは6.3リッターエンジンから780馬力を発生する限定モデルで0-100キロ加速は2.9秒、最高時速は340キロという超高性能モデル。
標準モデルのF12ベルリネッタから110キロも軽量化されており、過去最強とも言えるフェラーリですね。
対するラ・フェラーリは同じく6.3リッターエンジンから800馬力を発生し、さらにモーターとの組み合わせで963馬力を発生。
0-100キロ加速は3秒以下、最高時速は350キロというスペック。
限定台数は499台ですが、先日チャリティのために「500台目」が作られることが発表されています。
限定799台の超レアなフェラーリ、f12tdf(ツール・ド・フランス)をAUTOCARが早速試乗して動画にてレビュー。
やはりというか当然というか、ラ・フェラーリなど特殊なモデルを除くと「最高かつ最速」なのは間違いなさそうですね。
クリス・ハリスが以前にちょっとだけフェラーリを批判したのち、フェラーリと氏との間にはちょっとした溝ができましたが、今回はそれを払拭したかのようなフェラーリF12tdfの市場レビュー動画。
サーキットにてタイヤが煙を上げるほど攻めていますが、はたで見ていてもわかるほど綺麗なラインを描いて曲がる車ですね。
フェラーリF12tdfはすでに完売しており入手するのは容易ではありませんが、780馬力、0-100キロ加速2.9秒のスペックを誇る(ラ・フェラーリを除くと)、フェラーリのロードカー史上最強のマシン。
単にパワーアップだけではなくアップシフトで30%、ダウンシフトで40%の変速速度が向上し、さらにはスタンダードのF12に比べて110キロも軽量化されており、できればパフォーマンスを試してみたいものですね。
フェラーリF12tdfがスパ・フランコルシャン・サーキットを走る動画。
ほかの車との速度差が大きく、かなりな台数を抜き去っています。
フェラーリF12tdfは770馬力の出力を誇り、標準モデルに比べて-110kgの軽量化が果たされたスパルタンなモデル。
0-100キロ加速は2.9秒でダウンフォースも大きく増強され、時速200キロの時点で230キロのダウンフォースを発生します。
カメラはオンボードのみの定視点ですが、そのサウンドやテイクオーバーを堪能できます(レースではないのでバトルはない)。