アウディが上海モーターショーにて「E-Tronスポーツバック・コンセプト」公開。
先日よりティーザー画像や動画が公開されていたものですが、ついにその全容が明かされたということに。
クーペスタイルのSUVということになりますが、先日公開されたQ8に比べてもリアのスロープは大きく、こういったボディ形状はアウディ「初」。
全長は4.9メートル、幅1.98メートル、高さ1.53メートル、と幅に対して高さはかなり抑え気味。
なお全長と全幅は現代ではかなり「現実的」なサイズですね(BMW M6、メルセデス・ベンツGLEクーペと同じくらいか、むしろ小さい)。
一方でホイールは23インチ、とかなり大きめ。
フロントではヘッドライトが薄く、「カラス天狗風」グリルがかなり強調されることに。
なお、このデザインは最近北米で目撃された「T-ROC」でも採用されており、今後VWアウディグループに拡大採用される可能性がありそう(もとはというと、シロッコ登場前のコンセプトカー”I-ROC”で採用されたデザイン)。
フロント/リアのフォーリングスが光るのはすでにティーザー動画で公開された通り。
リアのフォーリングスはブレーキランプ連動にてレッドに発光する模様。
テールランプもかなり独特で、現行アウデイとの類似性がなく、新しい時代の幕開けを感じさせますね。
サイドミラーは無く、代わりにカメラを採用。
実際にこの車が市販されるのであればミラーが標準、カメラがオプション(ランボルギーニ・ウルスと同じ?)になるのかもしれません。
最近ではフラッシュマウントのドアハンドルが流行中ですが、E-tronスポーツバックではドアハンドルそのものがなく、「タッチ式」でのアンロックを採用。
インテリアは先進的、クリーンかつシャープでエクステリアを整合性が取れたもの。
E-tronスポーツバックはその名の通りEVですが、フロントに1つ、リアに2つの「3モーター構成」。
通常は429馬力、ブースト機能にて496馬力を発生する、とのこと。
これによって0-100キロ加速は巨体にも関わらず4.5秒を記録。
航続可能距離は500キロ、と公表されています。
なお、このE-tronスポーツバックは「単なるコンセプト」ではなく、2019年には実際に市販の予定、とされています。
価格や具体的な発売時期は未公表ですが、2019年辺りからアウデイでは急激にブランニューモデルが増えてきそうですね。
アウディジャパンによるプレスリリースはこちら
アウディが数日前から予告を開始している、上海モーターショーに展示予定の新型コンセプトカーのイラストを公開。
それにあわせ、デザイナーのMarc Lichte氏が直々に実車をチラ見せしています。
e-tronファミリーの一員とは思われるものの、現状ではその多くは不明のままで、SUV的車高を持ちながらも「スポーツカー」と言ってもよいほどのスタイリッシュなルックスが特徴的。
BMW X4/6、メルセデス・ベンツGLEクーペ/GLCクーペの対抗ということになりそうですが、現状では「クーペスタイルSUVを持たない」アウディにとって”満を持して放つ真打ち”ともなりそうですね。
こちらが展示予定の実車。
さすがにイラストほどはワイド&ローではないようですね。
アウディが上海モーターショーに展示する新型コンセプトカーのティーザー動画第二弾を公開。前回はヘッドライトとフロントグリルのフォーリングスが発光する様子でしたが、今回はテールランプ、そしてテールゲートのフォーリングスが発光する様子を収めています。
テールランプは「横長」で、ブガッティ・シロンと同様の構造そして光り方をすると考えて良さそう。
加えて、次期ポルシェ911(992)にもこれが採用されると考えてよく、今後VWアウディグループにおける一つのアイコンともなりそうです。
そのLEDバーの下には立体的な構造を持ったLEDが複数配置されていますが、これはシーケンシャルウインカーをさらに複雑にしたような感じで発光しているのがわかります。
一時は「OLED」が次世代テールランプ技術として注目され、BMWも限定的に採用はしましたが、OLEDは最近なんとなく注目度が下がっているようですね(今回はOLEDではなさそう)。
なお、この新型コンセプトについては全容が未だ不明で、ボディ形状も謎のまま。
今回のティーザー動画を見ると「ハッチバック」のように見えますが、クーペスタイルSUVなのかもしれません(中国では人気が高い)。
https://www.youtube.com/watch?v=SeSil7O5o9M
アウディが上海モーターショーに向けて謎コンセプトカーのティーザー動画を公開。
ヘッドライト、そしてフロントグリル状のエンブレム(フォーリングス)がLEDにて発行する様子が収められています。
おそらくはエレクトリックビークルと思われますが、これまでにない意匠を持っており、「全くの新型」の可能性も。
なおボディタイプも特定できずクーペなのかSUVなのかセダンなのかも不明。
ただしセダンとSUV大好きな中国で発表することを考えると、おそらくはこれら2タイプのうちどれかなのだと思われます。
現在これについては様々な予想がなされており、一説ではBMW i3対抗のスモールEV、もう一方では次期A8とも言われ、LEDライトの構造が非常に複雑なことを考えると、一定以上の価格帯の(A8のような)車だと考える方が妥当かもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=KVmkdfCSbtw
アウディが先日より画像を小出しにしている「Audi E-tron Quattro Concept」を公開。
パワフルなモーターと、ほぼ限界レベルのcd値0.25というスペックを持つ次世代EVです。
なお2018年の発売を目指しており、ドライビングプレジャー、優れたデザイン、豪華さ、快適性を備えたものとしています。
駆動システムは独特で、3モーターを採用しながらもひとつは前輪、ふたつは後輪を駆動。
これはVWアウディグループの持つハイブリッドシステムともレイアウトが異なるもので、専用に開発したものと考えられます。
0-100キロ加速は4.6秒で、最高時速は210キロ(おそらく出力にはバッテリー保護のためリミッターがかかっていると思われる)。
バッテリーはリチウムイオンで、適切にフロアに敷き詰められることで前後重量配分、低重心化に寄与。
容量は95kWhで、これによって500キロの航続距離を実現していると言われます。
サイズは長さ4.88、幅1.93、高さ1.54と大柄。
デザイン的には近年のアウディのイメージを反映したもので、直線を多用したものです。
ライティングにもこだわり、レーザーやOLEDなど最先端技術を盛り込んでおり、まさに「技術の見本市」とも言える車になりそうです。
内装については助手席にまでまたがる大型ディスプレイが確認でき、操作系やインフォテイメント・システム含め、革新的なものとなりそうですね。
Interior