トップギアがBAC MONO、アリエル・アトム、アリエル・ノマド、ケータハム620Sを直線において加速テストを実施し、その動画を公開。
いずれも軽量なオープンコクピット構造を持つマシン(車というよりはマシンと呼んだ方が良さそう)です。
ちょっと前まではこういった類の車たちはどちらかというと非力で、しかし運転技術を持ってコントロールし、その楽しみを得るのがその醍醐味となっていたように思いますが、最近ではハイパフォーマンスカー並みの出力を持つものも登場。
よってサーキットはもちろん、直線の単純加速においてもスーパーカーを超えるものが登場していますね。
今回のメンバーだと、アリエル・ノマドがホンダ製VTECエンジンをスーパーチャージャーで加給し290馬力を発生。
ケータハム620Sは306馬力、BAC MONOはコスワース製の2.3リッター280馬力エンジンを搭載。
最も強力なのはアトムの310馬力で、これは3.5リッタースーパーチャージド。
順位は上の画像の通りではありますが、注目したいのはそのタイム。
1位のBAC MONOはなんと3.1秒でランボルギーニ・ウラカン(3.2秒)よりも速いタイム。
2位のアリエル・アトムでもポルシェ911GT3の3.4秒(PDK)よりも速く、完全にスーパーカーの領域に入ってきている、と言えそうです。
なお動画を見るとBAC MONOの加速は圧倒的。
2位に相当な差をつけているように見えますが、実際のタイム差はわずか0.2秒で、いかに「0.2秒が大きいか」もわかりますね。
ちなみにいくつかの車はマニュアル・トランスミッションを搭載しており、シフトチェンジのスキルも相当に重要な要素となっているようです。
最近のスポーツカー/スーパーカーはローンチコントロールが標準化され、トランスミッションもほとんどがデュアルクラッチとなっているので「踏むだけ」で誰でも同じように加速しますが、やはり自分でクラッチを合わせてシフトチェンジを行うほうが、側で見ていても「レースをしている」という雰囲気がありますね。
なお、いずれも車も内装やステアリングホイールはスーパーカーを通り越えて「レーシングカー」のような装備となっています。
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