BMWのカスタム・プログラム、”インディビデュアル”にて「ファイアー・オレンジ」にペイントされた7シリーズ。
3シリーズでも「オレンジ」は珍しいと思いますが(中国限定モデルとして公式にリリースされたことはある)、それをフラッグシップの7シリーズ(750i)に、というのはかなり思い切ったチャレンジと言えそうです。
ただしその効果は絶大で、こういった大きな車だけあって凄まじいインパクトとなっていますね。
これはアメリカのBMWディーラー、「センチュリー・ウエストBMW」が発注したものだそうですが、ディーラーがプロモーション用に用意したのか、それとも顧客の注文によるものかは不明。
オプションとしては「アウトバーン・パッケージ」「ドライバーズ・アシスタンス・プラスⅡパッケージ」「アクティブ・コンフォート・ドライブ」等が装着されているようで、オプション価格のみでも420万円ほど。
これらにスペシャルペイント台が付与されることになり、車両価格は相当なものとなりそうですね。
ミラーやモール、グリル、テールパイプなど本来ボディカラー同色やクロームのパーツもグロスブラックにペイントされ、そのコントラストがなかなかナイス。
なお内装は意外と普通。
内装のパネルやシートにオレンジをあしらっても良さそうなものですが、BMWの場合、純正カスタムにて内装を変更する、という例は意外と少ないようです。
VIA:CARSCOOPS
BMWアブダビが趣向を変えて750Liをカスタムし公開。
いつもはM4やi8ばかりですが、こういったセダンを公開するのは珍しいですね。
ボディカラーは「シンガポール・グレイ」、フロントには3Dデザインのスポイラーを装着していますが、これまでACシュニッツアーのパーツを用いてきたBMWアブダビにとってはこれも新しい試み。
その他はMパフォーマンスの21インチホイール、トランクリッドスポイラー、ブラックキドニーグリルを装備し、内装では同じくMパフォーマンスのペダルセットを装着しています。
BMWアブダビのパーツセレクトは往々にしてその基準が読めず、なぜフロントスポイラーのみが3Dデザイン性なのか不明ですが、けっこううまくまとまっており、結果オーライなのかもしれません。
BMW 750Liはその巨体に似合わず0-100キロ加速4.5秒という俊足サルーンですが、新型7シリーズはテールランプの天地が薄くなったことによって見た目のスポーティーに。
これまでの7シリーズに比べてぐっと若返った印象がありますね。
内装があまりカスタムされていないのもこれまでのBMWアブダビの通例。