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自動車のフロントウインドウに革命?規制緩和で樹脂の使用が可能になり、帝人製品が採用第一号に

投稿日:2017/06/26 更新日:

| 意外と日本はチャレンジング |

帝人によると、「樹脂製フロントウインドウ」が初めて市販車に採用される、とのこと。
これはもちろん帝人が開発したもので、ガラス同様の耐候性、耐摩耗性を実現しながらも変色や変形が無い、としています。
自動車のパーツ(単体)で考えると最も重いのがガラスだとされ、そして比重という点においてもかなり高くなっていますが、今までフロントグラスにおいては代替素材が無かったことからずっとガラスが採用されることに。

今回の素材はポリカーボネート製で、これに特殊なコーティングを二種施した、としています。
ちなみに樹脂製フロントウインドウについては「実用面」のほか保安基準にて使用が規制されていたようで、自動車保安基準が改正される2017年から使用が可能に。
※強化ガラスの比重は2.5、ポリカーボネートは1.2くらい

今後はこの改正に伴い、新たな基準に沿った樹脂製フロントウインドウが登場する可能性が大きいと思いますが、ほかの国はどうなっているんだろう、と思います。
というのも日本だけ認可となっても世界的な普及は進まず、世界的に採用を進めるのであれば各国が足並みを揃える必要がありそうです。

なお、上述のようにガラスはかなり重い素材で、しかもウインドウという性格上、車の上部に位置する、つまり重心が高くなってしまうのも悩みの種。
よってスポーツカーではガラスの厚みを下げて(薄くして)軽量化を図ったり、最近だとフォードGTやポルシェ911GT2RSが「ゴリラガラス(薄くて軽量)」を採用してやはり軽量化を目論んだり、という努力が見られます。

加えてスポーツカーでもスパルタンなグレード、軽量化を標榜したグレードではリアクォーターウインドウ以降がポリカーボネート製になるものがありますが(ガヤルド・スーパーレッジェーラもそうだった)、それだけガラスは「重い」ということで、今回の規制緩和、そして帝人の製品は画期的と言えそうですね(もしかするとアフターパーツでポリカーボネート製フロントウインドウが出てくるかも)。

なおこの「樹脂製フロントウインドウ」が初めて採用される市販車はGLMの「トミーカイラZZ」、とのこと。

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