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2026年9月最新・国産乗用車販売台数ランキングTOP50。まさかの「ランクル5位」「ジムニー9位」、アルファードは10位に沈む

ランドクルーザーFJ(ブルー)のリア
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| 前年比から読み解く最新市場トレンドと注目のヒットモデル |

トップ10にスズキが入り、日産が11位に押し出される

日本自動車販売境界連合会による2026年9月の国産自動車メーカー「車種別」ランキングが公開。

このデータに基づき、国産乗用車の通称名別販売台数ランキングTOP50を見てみたいと思いますが、ランドクルーザーが5位、ジムニーが9位に入るなど「クロカン四駆」が非常に強力なプレゼンスを発揮しており、そのあたりもあわせて最新の市場動向や注目車種の勝因を考えてみたいと思います。

この記事の要約

  • 2026年9月の国内乗用車販売では、トヨタ「ヤリス」が14,230台(前年比104.1%)で首位を堅持し、2位の「カローラ」、3位の「シエンタ」(前年比140.2%)とともに市場を牽引
  • 前年比の大幅な増加が目立つのは、トヨタ「bZ4X」(前年比8284.6%)、日産「エルグランド」(927.8%)、「リーフ」(906.8%)、日産「キックス」(401.1%)、スズキ「クロスビー」(273.7%)、トヨタ「RAV4」(235.5%)などであり、EVシフトの加速やモデルチェンジの有無が色濃く反映されている
  • 軽自動車および輸入車を除く国産乗用車市場では、ハイブリッド(HEV)の圧倒的な強さに加え、EV(BEV)や本格オフローダーの供給回復・需要拡大が鮮明になっている
スズキ・ジムニー
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2026年最新 自動車メーカー別動向と市場考察

2026年9月のデータから見えてくる各メーカーの市場ポジションはざっと以下のようになっていますすが、「個性的な(あるいは趣味性が高い)クルマの人気が高まっている」ようにも見受けられます。

  • トヨタ: トップ10のうち7車種を独占しており、依然として圧倒的な市場支配力を発揮。特に「ヤリス」「カローラ」の2強に加え、「シエンタ」(10,468台・前年比140.2%)や「ランドクルーザー」(7,362台・前年比167.0%)の躍進が目立つほか、EVの「bZ4X」が3,231台(前年比8284.6%)と驚異的な伸びを見せており、電動化戦略の本格化が窺える
  • ホンダ: 2024年のフルモデルチェンジ以降好調を維持する「フリード」(7,566台・4位)が牽引役に、続いて「ヴェゼル」(8位)や「ステップワゴン」(15位・前年比115.6%)が堅調な数字を残しており、確実な基盤を築いているという印象
  • 日産: 「セレナ」(11位)や「ノート」(12位)が安定した販売ボリュームを維持しているほか、「キックス」(前年比401.1%)や「リーフ」(前年比906.8%)、「エルグランド」(前年比927.8%)など、モデルチェンジによる前年同期からの大幅な台数回復・急増が顕著に
  • スズキ / マツダ / SUBARU: スズキは「ジムニー」(9位・前年比142.5%)や「ソリオ」(17位・123.7%)、「クロスビー」(29位・273.7%)が大幅増。マツダは「CX-5」(19位・前年比186.2%)や「ロードスター」(40位・168.6%)が伸び、SUBARUは「レヴォーグ」(30位・前年比140.3%)が好調
マツダ ロードスター(ND、ジンクグリーンメタリック)〜テールランプ
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2026年 9月 国内乗用車販売ランキングTOP50

そしてこちらが2026年9月分の国産乗用車ブランド通称名別販売台数・前年比ランキングTOP50(軽自動車および海外ブランド車を除く)。※発売1年未満の車は、前年比欄に発売年月を記載(例: (26-5))。

順位車種名メーカー当月販売台数前年対比(%)代表的な特徴・動向分析
1ヤリストヨタ14,230104.1首位堅持。圧倒的な燃費と扱いやすさで独走
2カローラトヨタ11,32198.2多彩なボディタイプで安定した強い支持
3シエンタトヨタ10,468140.2前年比約1.4倍。コンパクトミニバンの圧倒的定番
4フリードホンダ7,566100.9新型効果を維持しコンパクトミニバン2強の一角
5ランドクルーザートヨタ7,362167.0増産体制と250系等の供給が進み前年比大きく伸長
6ルーミートヨタ7,20284.1安定した需要を誇るハイトコンパクト
7ヴォクシートヨタ6,939104.8ミドルミニバンでトップクラスの安定感
8ヴェゼルホンダ6,91893.5デザインとe:HEVの走行性能で人気のクロスオーバー
9ジムニースズキ6,887142.5唯一無二の存在感。増産・バックオーダー解消が進む
10アルファードトヨタ6,87993.3高級ミニバンの代名詞。堅調な需要を維持
11セレナ日産6,55994.7e-POWERと広い室内でファミリー層に強い
12ノート日産6,43286.9e-POWER専用コンパクトとして根強い人気
13ノアトヨタ6,29393.6ヴォクシーとともに兄弟車で大きなシェアを確保
14アクアトヨタ5,324116.1高い燃費性能と扱いやすさで前年比1.15倍増
15ステップワゴンホンダ5,287115.6前年超えを達成。シンプルな美しさが定着
16RAV4トヨタ5,120235.5前年比2.3倍越え。タフ系ミドルSUVとして復活
17ソリオスズキ5,066123.7充実した装備と使い勝手で前年比プラス
18フィットホンダ4,723113.9心地よい視界と実用性で手堅い支持
19CX-5マツダ4,394186.2前年比約1.86倍。熟成されたミドルSUVの根強い人気
20フォレスターSUBARU4,36087.6本格AWDと安全性能で根強い人気のミドルSUV
21ライズトヨタ4,06643.25ナンバーSUVの定番だが前年比では減調
22プリウストヨタ3,93199.3スタイリッシュデザインで横ばいの販売を維持
23キックス日産3,690401.1前年比4倍以上の急増。仕様変更や納車促進が寄与
24ヴェルファイアトヨタ3,367102.5スポーティな高級ミニバンとして前年超え
25bZ4Xトヨタ3,2318284.6前年比約82.8倍。フリート需要や販売施策で急拡大
26デリカD5三菱3,105108.0唯一無二のオールテレーンミニバンとして前年超え
27ハリアートヨタ2,88475.7高級クロスオーバーSUV。新車効果が一巡
28クラウントヨタ2,50946.9多彩な群展開を進めるが前年比では落ち着く
29クロスビースズキ2,502273.7前年比2.7倍超。個性的デザインと使い勝手で急増
30レヴォーグSUBARU2,489140.3ツーリングワゴンとしての走行性能と安全で前年増
31リーフ日産2,013906.8前年比9倍超え。EV市場での販売施策・需要回復
32インプレッサSUBARU1,95456.0スバルのスタンダード。モデルサイクルに伴う前年減
33MAZDA2マツダ1,76486.3コンパクトな質感の高さを評価する層に支持
34NX350Hレクサス1,582105.8レクサスの主力ミドルSUV。前年超えで安定
35エルグランド日産1,568927.8前年比9.2倍超の急増。生産調整・販売施策の影響
36CX-30マツダ1,535128.0美しいデザインとちょうど良いサイズ感で前年超え
37ハイエースワゴントヨタ1,487128.7商用ベースならではの耐久性と広さで前年超え
38LBXレクサス1,45079.3レクサス最小SUV。新車投入一巡後の落ち着き
39シビックホンダ1,37990.3スポーティな走りを求めるファン層に支持
40ロードスターマツダ1,374168.6前年比1.68倍。改良モデルの効果等でスポーツカー好調
41スイフトスズキ1,35643.6新型投入から一定期間が経過し前年比で減調
42WR-Vホンダ1,29748.8お手頃SUVとしての需要一巡で落ち着く
43フロンクススズキ1,21960.1クーペフォルムSUV。モデルサイクル上の調整
44エクストレイル日産1,10836.8e-POWER搭載SUVだが供給やライバル増加で苦戦
45スーパーワンホンダ1,055(26-5)2026年5月発売の新モデル。着実に1,000台超を記録
46ロッキーダイハツ97780.95ナンバーSUV。出荷・販売の調整が続く
47MAZDA3マツダ95488.7洗練されたデザインのハッチバック/セダン
48ZR-Vホンダ90148.2伸びやかなスタイルのミドルSUV。前年比では減少
49RX350レクサス78389.6レクサス最高峰SUV。一定の需要を維持
50アウトランダー三菱77798.2PHEVフラッグシップとして安定した数字を確保
新型日産エルグランドのインテリア〜フロントシート
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主要注目車種の詳細解説(上位車種ピックアップ)

トヨタ ヤリス

  • 車種概要: 14,230台を売り上げ、2026年9月度も単独トップを獲得したコンパクトカーの絶対王者。前年比も104.1%と非常に安定しており、国内乗用車市場のベンチマーク
  • 性能・デザイン・スペックの特徴: ハイブリッドモデルの驚異的な燃費性能と、狭い路地でも扱いやすいボディサイズが特徴
項目詳細スペック
当月販売台数 / 前年比14,230台 / 104.1%
全長×全幅×全高3,940mm × 1,695mm × 1,500mm
パワートレイン1.0L / 1.5L ガソリン / 1.5L HEV
WLTCモード燃費最高36.0km/L
  • 競合比較および市場での位置付け: ホンダ・フィット(18位・4,723台)や日産・ノート(12位・6,432台)などのライバルを引き離し、法人需要からパーソナルユースまで幅広くカバーする強固なポジションを確立している

トヨタ ランドクルーザー

  • 車種概要: 7,362台で総合5位にランクイン。前年対比167.0%(約1.67倍)と大幅な伸びを見せており、ランドクルーザー250シリーズなどの出荷増・増産体制が数字に明確に結びついている
  • 性能・デザイン・スペックの特徴: 頑丈なラダーフレーム構造と最新プラットフォームを融合。世界最高峰の悪路走破性を保ちつつ、オンロードでの快適性を大きく進化させ、「街乗り可能な」オフローダーとしての地位を確立
項目詳細スペック
当月販売台数 / 前年比7,362台 / 167.0%
全長×全幅×全高4,925mm × 1,980mm × 1,870mm(250系例)
パワートレイン2.8L ディーゼルターボ / 2.7L ガソリン
特筆事項長期納車待ちの解消に向けた増産が進行中
  • 競合比較および市場での位置付け: 圧倒的なリセールバリューと高い耐久性を併せ持ち、SUV市場において他の追随を許さないブランド力を誇る
ランドクルーザーFJ(ブルー)のフロントグリル
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トヨタ bZ4X

  • 車種概要: トヨタの本格量産BEV(電気自動車)が3,231台を記録して25位に浮上。前年対比は8284.6%(約82.8倍)という驚異的な伸びを示す
  • 性能・デザイン・スペックの特徴: BEV専用プラットフォームによる広い室内空間とスムーズな加速レスポンスが魅力。販売施策の変更やフリート需要の獲得、供給体制の整いが台数激増に直結しており、補助金高価は無視できないものの、これだけ長期にわたり好調な販売を維持できる点を考慮するに「市場のEVシフト」は本物か
項目詳細スペック
当月販売台数 / 前年比3,231台 / 8284.6%
全長×全幅×全高4,690mm × 1,860mm × 1,650mm
パワートレイン電気モーター(FWD / 4WD)
一充電走行距離約500km〜560km
  • 競合比較および市場での位置付け: 日産リーフ(31位・2,013台・前年比906.8%)とともに、国内メーカーのEVモデルが前年比で大きな伸びを見せる象徴的な事例に
トヨタ bZ4Xの充電口
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スズキ ジムニー

  • 車種概要: 6,887台を販売して総合9位にランクイン。軽自動車版のジムニーを除く登録車(ジムニーシエラ等)の通称名データにおいて前年対比142.5%(約1.42倍)を記録し、依然として高い人気を示している
  • 性能・デザイン・スペックの特徴: 扱いやすいコンパクトなボディに本格的なパートタイム4WDとラダーフレームを凝縮。日常使いから本格アウトドアまでこなすデザインがその魅力
項目詳細スペック
当月販売台数 / 前年比6,887台 / 142.5%
全長×全幅×全高3,550mm × 1,645mm × 1,730mm(シエラ)
パワートレイン1.5L ガソリン
駆動方式パートタイム4WD
  • 競合比較および市場での位置付け: 登録車コンパクトSUVの中で唯一無二の悪路走破性とキャラクターを持ち、趣味性の高いユーザーから確固たる支持を得ている
スズキ・ジムニーのフロントグリル
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購買・選択における新しい知識と気付き(関連情報)

2026年9月の販売データおよび前年比の数値から、今後の車選びにおいて把握しておくべきポイントを考察してみると・・・。

  • 「前年比急増車種」に見る供給と需要の動向: bZ4X(8284.6%)、エルグランド(927.8%)、リーフ(906.8%)、キックス(401.1%)、RAV4(235.5%)など前年比が跳ね上がっている車種は、モデルチェンジ / マイナーチェンジ・一部改良の効果や、メーカーの生産調整・納車遅延の解消が背景にあると考えられ、これらのモデルは在庫・納期が安定しており、スムーズに納車される傾向にある(ちょっと前のように、新型車が発表されてすぐに受注停止になるような事例が少なくなっている)
  • 実用派コンパクト・ミニバンの強さ: シエンタ(140.2%)やフリード(100.9%)、ヴォクシー(104.8%)といったファミリー向けモデルは、前年比でもプラスまたは高水準を維持しており、依然としてリセールバリューや需要の面で極めて堅実な選択肢
  • EV(BEV)市場の地殻変動: トヨタbZ4X(3,231台)や日産リーフ(2,013台)の急増に見られる通り、国産メーカーによるEVの販売力・提案力が強化されており、補助金や税制優遇、メーカー独自の販売施策を組み合わせることで、お得に乗り出せる機会が増えている
日産キックスのステアリングホイール
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結論

2026年9月の乗用車販売ランキングではトヨタ「ヤリス」「カローラ」「シエンタ」がTOP3を占める一方、前年対比を見てみると消費者の嗜好の変化、各メーカーの増産体制やEV需要の拡大、SUVモデルの勢いなど市場の確かな移ろいが見えてきます。

「実用車」、そしてファミリー需要の高い「ミニバン」の人気は相変わらずではあるものの、オフローダーやスポーツカーなど「趣味性が高いクルマ」の台頭も見逃せず、この傾向が続くならば、各自動車メーカーも「もっと面白い」クルマを開発してくれるようになるのかもしれませんね。

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参照:日本自動車販売境界連合会

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