| これで合法というのが信じられない |
カリフォルニア拠点の新興自動車メーカー「RAESR(ライス・アドバンスド・エンジニアリング・システムズ&リサーチ)」社が発表したハイパーEV、「タキオン・スピード」。
2017年に一度紹介したことがありますが、これは6つのエレクトリックモーターを持ち出力は1500馬力以上(以前からちょっとパワーアップ)、0−100キロ加速3秒以下、最高時速は386キロというクルマ。
ただ、このタキオン・スピード最大の特徴はそのスペックではなく、やはり「外観」。
正直言って宇宙から来たんじゃなかろうかというルックスを持っていますが、今回女流ユーチューバー、スーパーカーブロンディさんが実際に試乗しています。
見た目は完全に戦闘機
そしてタキオン・スピードにドアはなく、こんな感じでキャノピーがガバっと開きます。
全長4,953ミリ、全幅2,045ミリ、全高はなんと1,029ミリ。
ランボルギーニ・アヴェンタドールよりも10センチ以上低く、おそらく「市販車」としてはもっとも低い部類かも。
重量は1338kgだとされ、高出力EVにしてはかなり軽いと言えますが、バッテリー容量を削ることでこの軽量性を実現しているようですね(そのため、一回の充電あたり走行距離は240kmと短め)。
これまでにもケーニグセグ・レゲーラ、アポロ・インテンサ・エモツィオーネ(IE)、デヴェル・シックスティーンなど「ハイパー」なクルマを運転してきたスーパーカーブロンディさんも、さすがにこのコクピットにはためらいを禁じえない様子。
コクピットはシングルシーター、しかもメチャクチャ狭いようです。
乗降に際してはステアリングホイールを外さないとならない(でないとコクピットから出ることができない)ようですね。
そしてシート脇のスイッチ類も完全に「戦闘機」。
なんとか乗り込みますが、かなり苦労しているようですね。
コクピットに収まった後はステアリングホイール取り付け。
ステアリングホイール中央には液晶ディスプレイがインテグレートされています。
乗り込んだ後は電動にてキャノピーが閉じてきますが、内側にはディスプレイが3つ備わり、モビルスーツかなにかに乗ったような気分ですね。
そしてどんどんキャノピーが閉じてくると画面越しにでも「閉じ込められる」かのような印象があり、閉所恐怖症の人はちょっと怖いかもしれません。
センターのモニターは後方確認用、左はスピード等の情報、右はバッテリー残量など。
完全に閉まるとメチャクチャに狭い!
そしていざスタート。
試乗コースはロデオドライブなので、道行く人々もスーパーカーやハイパーカーに慣れているはずですが、このタキオン・スピードには驚きを隠せないようですね。
そして停車し、降りようとするとこの人だかり。
格好良く降りなければならない、というプレッシャーに駆られそうです。
それでは動画を見てみよう
こちらがスーパーカーブロンディさんがタキオン・スピードをロデオドライブにて試乗する動画。
その異質感、異世界感がよくわかるものとなっています。
そしてこちらは2017年に公開されたタキオン・スピードの公式動画。
この時点ではプロトタイプとなっています。
VIA:Supercar Blondie, E.ON SE