| SSCノースアメリカは「計測器に不備があり、我々は表示された記録を信じていた」とコメント |
しかも数週間以内にもう一度挑戦を行うようだ
さて、2020年10月に「時速532キロを突破し、トゥアタラが世界最速のクルマになった」と発表したシェルビー・スーパー・カーズ(SSC)ノースアメリカ。
これは片道で301.07mph(484.53km/h)、その復路にて331.15mph(532.93km/h)、平均316.11mph(508.73km/h)を達成したというもので、量産車としてはもちろん最速。
ちなみにギネス記録として認められるためには「同じ道を往復走り、その平均値を取る」必要があり、そのためにブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+の「片道だけ」を走った490.84kmはギネス未認定(ただし認証機関、TUVによってその正確性が保証されている)。
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ただしその後に続々「物言い」がつく
しかしながらSSCノースアメリカが記録を公表した後、続々と「そんなに速度が出ていない」と主張する人々が多数出るといった状況に。
なお、これら意見は単なる感情論ではなく「SSCノースアメリカが公開した動画」を検証したもので、ちゃんとした根拠が示されていたわけですね。
こういった状況を受けてSSCノースアメリカは「じゃあもう一度証明してやろうじゃない」ということになって反対意見を示したユーチューバーらを招いて最高速に挑戦したものの、ここではマシントラブルによって結果は出せず。
その後3度めの挑戦にて片道では最高460.43km/h、往復では455.3km/hという速度を記録し、めでたくケーニグセグが2017年に打ち立てた「平均速度447.2km/h」を超えて世界ナンバーワンの座に輝くものの、当初主張していた532.93km/hと508.73km/hには程遠い数字です。
この結果は非常に後味の悪いものとなってしまい、そのうちに皆がこの問題について議論することもやめてしまったというのが今の状況。
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ただしSSCはもう一度最高速に挑戦するようだ
そしてこの状況についてスッキリしないのはSSCノースアメリカも同様であったようで、改めて今回公式インスタグラム上にてこの問題へと言及しています。
その内容としては、「2020年10月の記録達成につき、指摘された矛盾を掘り下げてゆくと、機器の設定にはミスがあったことがわかりました。私たちは当初公表した記録につき、嘘をついたわけではありませんし、悪意やミスの自覚はありませんでした。当初は本当にその速度を出したと信じていましたが、今では速度を検証することはできないことがわかりました」。
つまり、これまで331.15mphを出したと主張していた姿勢を改め、331.15mph(532.93km/h)はもちろん、301.07mph(484.53km/h)も出していないと認めることとなったわけですね。
これについては驚くより他はなく、そしてさらに驚かされるのは「数週間以内に再度記録に挑戦する」という事実。
もちろんSSCノースアメリカ自身が語った内容ではありますが、この新しい挑戦にて「300マイルの壁を破る」とも宣言しています。
ちなみにこのチャレンジについて、本来であれば今年5月に行われるはずだったそうですが、記録挑戦用の車両、SSCトゥアタラを輸送中の車両が事故に遭ってしまい最高速チャレンジができなくなったもとも明かしており、どこまでも「運の悪い」状況が続いているようですね。
世界最速ランキングは現在この通り
そこで現時点での世界最高速ランキング(TOP10)はこういった面々。
たしかにSSCトゥアタラが「最速」であることに間違いはないのですが、そう遠くない先にケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュート、ヘネシー・ヴェノムGTが、SSCトゥアタラはもちろん、ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+の記録を破りにかかることは間違いなく、今年もしくは来年早々に大きな変動があるのかもしれません。
ポイント
- ブガッティ シロン スーパースポーツ300+・・・490km/h
- SSCノースアメリカ トゥアタラ・・・455.3km/h※片道だと460.43km/h
- ケーニグセグ アゲーラRS・・・444km/h
- ケーニグセグOne:1・・・437km/h
- ブガッティ ヴェイロン スーパースポーツ・・・434km/h
- ヘネシー ヴェノムGT・・・418km/h
- リマックC_Two(公称値)・・・415km/h
- SSCノースアメリカ アルティメイトエアロ・・・412km/h
- ケーニグセグ CCXR・・・403km/h
- サリーン S7 ツインターボ・・・399km/h
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