【驚異】空気抵抗とか関係ないのか・・・。フォードF-150ライトニング・スーパー・トラック、ニュルブルクリンクを6分43秒で走破。コルベットZR1Xを凌駕【動画】

｜　フォードF-150がコルベットを上回る快挙　｜

その出力2,200馬力、やはり「パワーが重要」なことが立証される

フォードが「F-150ライトニング・スーパー・トラックが、ドイツのニュルブルクリンク（通称「グリーン・ヘル」）にて6分43.482秒を記録した」と発表し、これはシボレー・コルベットZR1Xのタイムを約1秒短縮する驚異的なもの。

ピックアップトラックがスーパーカーを凌駕するなど”まさに想像を超える”出来事ですが、ちょっと前にフォード・マスタングGTDがニュルブルクリンクにて「アメ車最速」を記録した直後、シボレーがコルベットZR1とZR1Xにてこれを撃破。

そしてこれに対しフォードCEO、ジム・ファーレイ氏が「やってやろうじゃない」とSNS上でコメントしていて、「フォードからのシボレーに対する回答」が今回のチャレンジなのかもしれません。

ロマン・デュマのドライビング

ステアリングを握ったのはフランス人レーシングドライバー、ロマン・デュマ。

彼はル・マン24時間レース覇者、そしてパイクスピーク・ヒルクライムのレコードホルダーとしても知られ、フォードの「スーパー・バン4.2」でも驚異的なラップタイムを刻んだという経験も。そして今回の走行でも、その経験と技術が存分に発揮されたわけですね。

Two unstoppable machines. Two epic runs. One legendary circuit. The SuperVan 4.2 and F-150 Lightning SuperTruck hit the Nürburgring, chasing speed.

Watch the full showdown unfold on our YouTube. pic.twitter.com/X0UCOI6fX0

— Ford Performance (@FordPerformance) August 29, 2025

ストリート仕様ではない2200馬力EV

もちろん、今回のF-150ライトニング・スーパー・トラックは市販モデルではなく、サーキット専用のコンセプトマシン（ピュアエレクトリックカー）。

この驚異のマシンは、公道走行こそ不可能ですが、フォードのEV技術とレーシングスピリットを象徴する存在といえ、各方面に衝撃を与えるには十分すぎる存在です。

• モーター数：4基
• 総出力：2200馬力（パイクスピーク仕様から600馬力増し）

Image：Ford

フォードが公開したオンボード映像

フォードは公式にオンボード映像を公開しており、その加速力とコーナリング性能を映像で確認でき、従来の「トラック」のイメージを覆す圧倒的な走りは必見です。

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参照：Ford

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