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テスラ・サイバートラックが売れまくっている!発表後48時間で14万6000台の予約を集め、ブレードランナー/ガンダムのメカデザイナーも絶賛

2019/11/24

| ボクも欲しいけどデカすぎる(全長5,885ミリ、全幅2,027ミリ、全高1,905ミリ) |

テスラは先日その新型車「サイバートラック」を発表したところですが、アメリカでは相当に大きな話題となっているようで、自動車系メディアからガジェット系メディアまでこの話題で一色(トヨタGRスープラを抜いて今年一番の話題なのは間違いない)。

そして今回、テスラCEOであるイーロン・マスク氏が「サイバートラックの受注が「発表後48時間で146,000台に達した」と発表。
さらに受注比率だと42%がデュアルモーター、41%がトリプルモーター、17%がシングルモーターである、ということにも触れています。
もっとも高価、かつパワフルなのはトリプルモーターで、これは0−100km/h加速2.9秒という「ポルシェ911すら打ち負かす」ポテンシャルを秘めたクルマではありますが、高額なモデルにオーダーが集中しているということはつまり、このサイバートラックは「富裕層が注文している」ということなのでしょうね。

珍車好きのボク歓喜!テスラがまったく曲線の無い、カクカクした”サイバートラック”発表!こう見えて加速はポルシェ911よりも上

テスラ・サイバートラックは高いレベルの防御性能を持つ

なお、発表時には様々なプレゼンを行っていますが、その目玉の一つが「防弾ガラス」。
車体そのものにも同氏の経営する航空宇宙関連企業「スペースX」のロケットに使用されるのと同じステンレススティール製のパネルが用いられ、これは「凹みや傷を防ぎ、9ミリ弾すら防ぐ」というもの。
そして防弾ガラスについてはその強力さを示すため、新車発表の現場では「鉄球」を窓に投げて傷一つつかない様子をアピールするはずだったものの、実際には「ヒビ」が入ってしまうという事態に。

ただ、イーロン・マスク氏は現場でもそれずらネタにする余裕を見せ、新たに「事前にはこんな感じで問題はなく、発表時もこうなるはずだった。発売までにはちゃんと改良しておく」という動画も公開しています。

なお、アメリカだとテスラ車は一部の人からの憎悪の対象になっているようで、走行中、駐車中に関わらず様々な嫌がらせ、物理的攻撃を受けることがあるといいます。
ただ、そんな場合でもこのサイバートラックだと「安心」だと思われ、さらにはそのルックスから「攻撃することをためらう」人も多そうですね(イーロン・マスク氏がその効果を狙ったのかどうかはわからない。ただ、これまでのモデルでも細菌兵器対応フィルターを備えるなど、防御性能に注力していることは間違いない)。

【動画】なぜ人々はテスラを憎悪するのか?現実世界ではテスラを傷つける人多数、ネット上ではヘイト投稿の対象に。テスラ女子が問題を提起する

大物たちも続々テスラ・サイバートラックを支持

なお、テスラを嫌う人々もいれば支持する人も多く、それだけテスラは強烈な個性を放っている、というのは間違いなさそう。
GMの元副社長にしてカマロをレトロフューチャー風に再デザインしてヒットさせたり、クライスラー・プロウラーを登場させたボブ・ルッツ氏もテスラを推薦する一人で、アップルコンピュータ共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏も同様。※ただしイーロン・マスクのファンではなく、あくまでもテスラというクルマのファン

アップル共同創業者「テスラのファンだが、イーロン・マスクの言うことは何一つ信じられない」

米コレクター「テスラ・モデルSは価値が上がる。テスラが潰れる前に買っておくべきだ」

そして今回のサイバートラックは「デザイン面」から別のファンを引きつけることになり、映画「ブレードランナー」にてアートディレクターを努めたシド・ミード氏(ガンダム、宇宙戦艦ヤマトではメカデザインを行うなど、日本でも知名度は高い)も今回テスラ・サイバートラックについて”息を呑むよううな素晴らしいデザインだ”と表現しています。※タイガーからも”ポット”が発売された(ぼくはこういったデザイナーズものが好きなので漏れなく買った)

なお、イーロン・マスク氏はサイバートラック発表前に「それはSF映画に出てくるような車になる。そう、ブレードランナーに登場するような」とコメントしており、シド・ミード氏はこういった発言についても「光栄だ」と語るほど。

そのほかユーチューバーも続々予約を入れており、ドバイ在住の女流ユーチューバー、スーパーカーブロンディさんもさっそく現地のディーラーへと購入に走ったようですね。

テスラ・サイバートラックはこういった要件を抑えている

そしてテスラによれば、サイバートラックの外観デザインおよび設計は以下の6つを満たしている、とのこと。
いずれも基本といえば基本ではありますが、その表現の仕方でこうもぶっ飛んだ車ができるのか、と驚かされます。
なお日本のテスラ公式サイトではまだサイバートラック(Cyber Truck / CYBERTRK)の記載は無いようですね。

1.タフなエクステリア
2.航続可能距離を伸ばすために空気抵抗を抑えたボディ形状
3.広く快適なインテリア
4.車高を変化させ、高速走行からオフロード走行にも耐えうること
5.広い荷室、高い牽引能力
6.より長い走行距離を実現するための大容量バッテリー

参照:Businessinsider, InsideEVs, Tesla

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