| 事実上の市販車加速キング決定戦 |
この勝負が市販車加速”最速”1位と2位を決するといっていいだろう
さて、多くの人が気になっているであろう、リマック・ネヴェーラとテスラ・モデルSプレッドとの最速対決。
まったく性質の異なる両者ではありますが、いずれも「ガソリン車では到達不可能な領域の加速を実現する」ことでは変わりがなく、その異次元の加速っぷりが話題となっていたわけですね。
そして今回、ドラッグレース専門ユーチューバー、ドラッグタイムスが両者を対決させる動画を公開しています。
リマック・ネヴェーラ、テスラ・モデルSプレッドはこんなクルマ
まずはリマック・ネヴェーラ。
つい先日、公式に市販車としての1/4マイル(ゼロヨン)最速を記録したことで世間を驚かせていますが、スペックとしては「4モーター、1914馬力、車体重量2146キロ、価格は約2億6000万円」。
公称値だと0-60マイル加速は1.85秒です。
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対するテスラ・モデルSプラッドは3モーターを搭載し出力は1020馬力、車体重量2192キロ、価格はおよそ1350万円。
0-60マイル加速の公称値は2.1秒です。
実際にドラッグレースを走ってみたらこうなった
そして実際に両者がドラッグレースを走ってみた結果ですが、まずスタートでは少しの間テスラ・モデルSプラッドがリード。
リマック・ネヴェーラのほうが軽く出力が高いことを考慮するとこれは驚くべき現象だと思います。
もしやこのまま逃げ切るのか・・・?と思ったものの、そこからリマック・ネヴェーラが逆転。
そのまま一定のところまで差を広げますが、「そこから」は差が開かず、一定の差を保ったまま両者はゴール。
こちらはその結果。
あらゆる領域においてリマック・ネヴェーラはテスラ・モデルSプラッドを凌駕していることがわかりますが、ネヴェーラの馬力はモデルSプラッドのほぼ倍、価格にいたっては19倍もの差があり、それを考えるとモデルSプラッドの性能には驚かされます。
なお、0-100km/h加速だとリマック・ネヴェーラが2.00秒、テスラ・モデルSプラッドは2.17秒。
今回はゼロヨンを3本走っていますが、両者ともに安定した数字を出しているところにも驚かされ、ガソリン車の終焉ととtもにEV時代の到来を告げるドラッグレースであったとも考えています。
そしてテスラは「新型ロードスター」発表を控えており、こちらはモデルSプラッドよりも「さらに軽く、さらにパワフル」であり、それでも価格はリマック・ネヴェーラよりもずっと安くなる予定で、新型ロードスターの登場にも期待が持たれるところですね。
リマック・ネヴェーラ、テスラ・モデルSが加速を競う動画はこちら
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参照:DragTimes