| この様子を見るに、おそらくは「サイバートラックの生産開始直前」だと考えていいだろう |
あとは今月開催されるという「納車式典」を待つばかり
さて、今のところ一般顧客への納車やスペックの詳細公開がなされていないテスラ・サイバートラックですが、おそらくは今月にも納車が開始され、それに先駆けてイベントが開始されるとも見られています。
そして今回報じられたのが「サイバートラックが大量生産されるであろう」証拠ともいうべきもので、ユーチューバーが飛ばしたドローンが「テスラのギガ・テキサスの建物の外に大量に置かれているサイバートラックのパーツ」を捉えることに。
確認できるだけで「おおよそサイバートラック200台分」
今回目撃されたパーツはサイバートラックのフロントとリアの鋳造パーツのようですが、ユーチューバーの指摘によればこれらは「おおよそ200台分(数えたのか・・・)」。
そしてなぜこれらのパーツが工場外に置かれていることについては明確な理由を見つけることができず、考えられるのは「工場の中にこれらパーツを収めることができないから」。
ギガテキサスは非常に広大な敷地面積と建物を持っているものの、おそらくはその中にもぎっしりとサイバートラック製造用パーツが入っているものと思われ、そして入りきれなかったパーツが外に出されているものと思われます。
なお、これらが「検品によって基準を満たさないと判断されたのでは」という見方もあるようですが、ギガテキサスには別途不良品の廃棄スペースがあり、これらがもし不良品であれば、このように整然と並べられるのではなく廃棄スペースに無造作に捨てられている可能性が大。
もしかすると「修正を待っているパーツ」という可能性もありますが、それでも廃棄されていないということは「(これらが)生産に使用されるパーツ」であると考えてよく、もうじき大量生産が始まるということなのかもしれません。
そしてもうひとつ推測されるのは「これだけのパーツを大量生産したということは、生産設備に問題がないと言うことが実証された」のだと考えてよく(生産設備に問題があれば、プリプロダクションの段階で修正されるので、ここまで大量にパーツが作られることはない)、ここからさらにこれらパーツの生産がなされるのかも。
さらにギガテキサスにはサプライヤーからの納入品も
そして今回の案件とは別として、今週始めには構造用バッテリーパックを含むと思われる貨物が納入されていることも報じられており、納入されている場所はギガ・テキサスの南西にある荷受け口で、サイバートラックが組み立てられている場所の近くだとされています(こういった様子を報じるユーチューバーの情報収集能力には驚かされる)。
なお、このパーツというかユニットにつき、これはバッテリーパックだと思われ、そして「モデルYのものよりはるかに大きく」く見えると指摘されており、おそらくはカリフォルニアのフリーモント工場から出荷されたものではないかと見られています。
上述の通り、テスラからはまだ何も発表がない状態ではあるものの、これだけの「証拠」が揃っている以上、サイバートラックは量産開始「秒読み」段階なのかもしれません。
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