| キモは”負圧”だ |
「クルマで遊ぼう! Sports Driving Labo.」がなかなかためになる動画をたくさん公開中。
今回まず取り上げてみたいのは「空力大研究 マクラーレンMP4-12C GT3」という動画で、「ムーンクラフト所属の空力博士、渡邊信太郎先生による空力講座」と説明があります。
動画では実際にマクラーレンMP4-12C GT3を実例としてエアロパーツの効果や空気の流れを解説していますが、「そもそもなんでこの構造なの?」というところまで丁寧に解説。
この形状にはこんな意味がある
一番上の画像だとマクラーレンのレースカー、MP4-12C GT3のアンダーパネルを外した状態。
フロア下から入った空気がどう流れてどう作用し、どうダウンフォースを生むのかについて説明していますが、最近流行りの「フロントフェンダー上から空気を抜くルーバー」についても解説。
これについてはフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ロータス等が採用していますね。
さらにはリアウイングについても。
渡邊信太郎氏によると「市販されているエアロパーツには効果があやしいモノがたくさんある」とのことで、エアロダイナミクスについて理解しておけば、「あやしいパーツ」を掴まされることもなさそうですね。
ほかにはこんな動画も
こちらの「空力大研究@チューニングカー編」もやはりエアロダイナミクスについて。
最近よく見る、フェンダーの後ろ側下半分が「スパっと無い」形状についても解説されています。
「普段から出来るドラテク修行」は、ATでもMTでも、タウンスピードでも気をつけておくべきことについて解説。
「Gを安定させる」ことが重要だとしています。
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