| シンガポールでスーパーカーの自動販売機を見てこよう |
さて、ちょっとシンガポールへ行くことに。
(異論はあるものの)シンガポールはタックスヘイブンのひとつでもあり、かつ起業難易度がかなり低いとされる国ですが、なにか新しいビジネスチャンスでもあれば、という「視察」のひとつもかねています。
ぼくは将来的には日本から離れようと考えていて、香港やドバイに加え、シンガポールもその候補地のひとつ。
シンガポールはクルマの税金が高い
それはさておき、シンガポールというとお金持ちが集まることで有名。
非課税もしくは税金が低いということがその理由のひとつですが、一方で嗜好品や高級品には高額な税金が課されることも(これが香港やドバイとはけっこう違うところ)。
とくにクルマに対する税金はかなり高く(これは香港も似たようなものだが、シンガポールはずば抜けている)、車両本体価格のほかに必要なのは自動車取得税の一種としてCOE=Certificate Of Entitlement)、ARF(Additional Registration Fee、車両本体価格の180%くらい)、消費税が7%、物品税(付加価値税のようなもので、高級品や嗜好品に対してかかる)が20%、といった感じ。
よって、クルマの車両本体価格や性質にもよるものの、「車両本体価格の3倍くらい」が乗り出し価格になってしまうのもザラで、これは移住先としては非常に困る部分でもありますね。
なお、ドバイは種類の販売が宗教上の理由で禁止され、シンガポールも酒類の税金が高く、かつ時間帯によっては販売が禁止されますが、ぼくは一滴も酒を飲まないので、こちらに関しては無問題。
ただし「クルマの購入価格が高い」というのはぼくの場合クリティカルな問題となり、ここまでシンガポールでのクルマ購入価格が高いのであれば、日本に拠点を残したままにし、そこに日本で購入したクルマを置いておき、帰国して乗る、というほうが「安上がり」なのかもしれません。
スーパーカーの自動販売機って?
なお、この「スーパーカー/高級車の自動販売機」は現地の中古車ディーラー、Autobahn Motors(通称ABM)が運営するもので、昨年にオープンし、タブレットに必要事項を入力して代金を支払うと2分ほどでクルマが出てくる、というもの。
このタワーには60台ほどが収納されているようですね。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ベントレー、マクラーレンなど、およそ考えうる限りのクルマが入っており、中にはクラシックカーすらもある、とのこと。
そしてこのスーパーカー自動販売機の位置ですが、ざっとこんな感じ。
周囲を見てみるとランボルギーニやフェラーリの正規販売店、ポルシェ、レクサス、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツのディーラーのほか、中古車販売店が密集しているようなので、このあたりにも顔を出してみようと考えています。