| もともとのウワサは「トラックが川に沈んでいる」というものであったが |
トレジャーハンター兼ダイバー、ジャレッド・レイセック氏が「川の底からマツダ・サバンナRX-7を見つけて引き揚げた」という動画が話題に。
もとはというと「20年前に、ある女の子が、浮気をした彼氏のトラックを川に捨てた」というその土地の古いウワサを聞きつけ、そこで同氏が調査を開始したところマツダRX-7が見つかった、という流れであるようですね。
この地はオレゴン州はポートランドだと報じられていますが、このRX-7のほかに1973年式マスタング・マッハ1、そしてシボレーのピックアップトラックほか4台が川底にて見つかり引き揚げられた、とのこと。
ウワサどおりトラックが見つかったということになりますが(そのトラックがウワサの主なのかどうかは不明)、思わぬ収穫もあったということですね。
川底からはこうやってクルマを引き揚げる
動画を見てみると、当然ながらジャレッド・レイセック氏は万全の装備にて今回の調査に臨んでいて、当然ながらこれはかなり危険な作業。
いざ川底へ。
何か見つけた模様。
動画では濁った水中の映像も収録されていて、「ほとんど視界ゼロ」の中でよくこれだけのクルマを見つけることができたな、と驚かされます。
トラックを用意して・・・
川底に沈むマツダRX-7に接続し、ゆっくりと引き揚げ開始。
徐々に姿をあらすRX-7。
水中では逆さになっていたそうで、ルーフが潰れ、ドアミラーも外れています(北米仕様なのでフェンダーミラーではなくドアミラー)。
ただし見たところ、ずっと川底に沈んでいたという割には状態は悪くないように見えます。
腐食して崩れ落ちるでもなく、しっかり形状を保っており、この様子だとちゃんとレストアすればまた路上を走ることができそうですね。
他にはこんなクルマを引き上げたことも
なお、ジャレッド・レイセック氏はこれまでにもいくつか水中からクルマを引き上げたという動画を公開しています。
こちらはジャガー・マーク2を引き上げたという動画。
なお、戦時中に「兵器製造のための素材(鉄)として」自動車が軍に没収されるという例が多発し、没収を恐れたコレクターが湖底に多くのクルマを沈めたことがあったそうですが、まだまだ世界中の「川や湖の底には、人知れず貴重な車が沈んでいる」のかもしれません。
さらにはシボレー・コルベットを引き上げたことも。
こちらはマツダ6。
その他にも様々なクルマ、バイク、ボート、財布、スマートフォン、コンピューター、銃など様々なものを発見し引き揚げているようです。