その価値15.7億円、希少ナンバープレート「123」を装着したフェラーリ812コンペティツォーネが南仏の避暑地にて目撃される【動画】

｜　このフェラーリは中東の富裕層がフランスに持ち込んだ車両であるようだ　｜

そして何よりも、あまりの観光客の多さに驚かされる

さて、夏になると中東の富裕層で賑わうのが「ロンドン」そして「南フランス」。

中東の人々が避暑のために訪れているわけですが、身の回りのお世話をする人たちとあわせて数百人レベルでやってきては高級ホテルを貸し切って滞在するといった例も珍しくはなく、毎年（自動車メディア以外にも）様々な方面にて取り上げられることが多くなっています。

そしてほとんどの場合はスーパーカーやハイパーカーを持ち込んでいる

そしてこういった富裕層が欧州へと避暑のためやって来る場合、自身の所有するスーパーカーやハイパーカーも同時に持ってくる場合がほとんどですが、今回ジュアン・レ・パンでの様子を捉えた動画がYoutube上へと公開されており、そこに集まるクルマがあまりにゴージャスだとして話題に。

たとえばマクラーレン・セナや・・・。

ポルシェ911ターボ。

動画には多くのマットカラーのクルマが登場していて、エキゾチックカーにおいては（マットフィニッシュが）一般的になりつつあることがわかります。

こちらはフォードGT。

ナンバープレートは「クウェート」ですが、クウェート含め（カタールなど）中東のナンバープレートが数多く見られ、その比率はかなり高いもよう。

アウディR8の姿も。

フェラーリやランボルギーニも多数。

特に多いのがフェラーリで・・・。

この812コンペティツォーネのナンバープレートはなんと「123」。

このフェラーリ812コンペティツォーネのオーナーは「123」を取得するのに1000万ユーロ（現在の為替レートにて約15億7000万円）を投じたとされ、日本以外の多くの国では「ナンバープレートはクルマではなく個人に帰属」し、かつ「同じ数字（もしくはアルファベットの文字列）は1枚しか無い（日本だと”１”であっても地方やひらがな、3桁の数字やアルファベットの数だけ存在する）ため、自分がほしいと思うナンバーを取得することが非常に難しく、しかしナンバープレートの個人間での売買が可能であることから、譲渡専用サイトやオークション経由でのナンバープレートの取引がけっこう盛んになっています。

そのほか、ジュアン・レ・パンではランボルギーニ・ウルス、ベントレー・ベンテイガ、ロールス・ロイス・カリナンなど超高額SUVの姿も多数。

ただ、こういった高級車の数よりも「あまりに人が多い」ことに注意を奪われてしまい、コロナ”以降”に再び問題化しつつあるオーバーツーリズムに対する懸念も感じてしまいますね。

南仏の避暑地を走るスーパーカー/ハイパーカー、高級車を捉えた動画はこちら

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参照：G-E SUPERCARS