ソニー損保が「新成人のカーライフ意識調査」を発表。
これによると、大まかには下記の通りとなっています。
オートマ限定」の比率は4年で12.7ポイント増加
新成人のマイカー所有率13% 都市部では昨年比3ポイント増加
都市部の新成人で「車への興味」や「憧れ」が回復傾向
一方で、「車を所有する経済的な余裕がない」72%
新成人の5割半「カーライフに掛けられるお金は1ヵ月1万円以下」
マイカー持ちの新成人「カーナビはスマホのナビアプリで十分」3割半
車に対するイメージを表す漢字 1位「楽」
車は高嶺の花? 車のイメージを表す漢字で今年は「高」が大幅上昇
ドライブデートに軽自動車「アリだと思う」新成人女性の8割
新成人が欲しい車 総合1位は「アクア」、男性1位は「BMW」、女性1位は「タント」
一緒にドライブした人の総合1位「大原 櫻子」さん、2位「橋本 愛」さん、3位「小倉 唯」さん
男性の上位にプロ野球選手の「森 友哉」さん、女性の上位にジャニーズJr.「岸 優太」さん
運転免許の保有率は58%となっており、所感としては「わりと低い」のようにも思います。
ぼくが免許を所得した頃は、高校卒業と同時に自動車学校へ行く、という感じだったのでこれはちょっと意外。
AT限定免許の比率は58.9%に達していますが、もはやMT車自体がほぼ選べないので、これは「仕方がない」のかもしれませんね。
車離れについて「当てはまる」としたのは41.2%で、これは昨年位比べると減少傾向にあるそうですが、比率としては多いように感じます。
なお「同年代で車を持っているとカッコイイと思う」割合は2016年度のアンケートで上昇しており、これは昨今のアウトドアブームで、車を持っていると活動の幅が広がったりすることに起因するのかもしれませんね。
「カーライフにかけることができるお金」はひと月あたり「1万円以下」という回答が最も多く、平均でも18079円。
この金額だとローンを払って駐車場を借りて保険を払ってガソリン代を払うのは到底不可能で、「若者の車離れ」が進むのも致し方ないところ。
「軽自動車でのデート」は女性の方が男性に対して許容しているように見えますが、「軽自動車での買い物はアリか」という問いに対する「YES」に比べると大きくその数字が下がっており(80.8→55.6)、抵抗がある人もまだまだ多いのかもしれません。
「欲しい車」だといつものようにアクアとプリウスが上位ですが、8位に86が登場しており、これは快挙と言えそうです。
なおステップワゴン以外はミニバンが消滅問いう状況で、ミニバン人気の陰りも見えますね。
なおVWがスキャンダルにもかかわらず昨年と同じ5位に入っているのも興味深いところ(若者にとってはスキャンダルはどうでも良かったのかもしれない)。
男女別の欲しい車だと、男性において「BMW」は定番の1位。
ここでも86がランキングに食い込むなど検討が見られます。