やっぱりポルシェでないとな！人生のターニングポイントとなりそうな718ケイマンが納車された

｜　ポルシェ718ケイマンがついに納車される　｜

さて、注文していたポルシェ718ケイマンがついに納車。
ぼくにとって4台目のポルシェ（986ボクスターS→997カレラ→981ボクスター→718ケイマン）となるものの、およそ3年ぶりのポルシェでもあり、ぼくの中ではけっこうな盛り上がりを見せています。
インプレッションはおいおい公開の予定ですが、納車されての第一印象は「やっぱりポルシェでないとな！」というもの。

ポルシェを買おうとすることに意味がある

ぼくにとってポルシェは特別な存在であり、それは最初の986ボクスターSを購入するのに「かなり苦労した」から。
当時ぼくの年収は450万円で、それで乗り出し807万円のボクスターを「貯金ゼロ」の状態から購入するのは当然ながらかなりの困難を伴ったのは間違いなく、しかしながら計画的に貯金を重ねてローンの支払い計画も練り、なんとか購入にこぎつけたわけですね（購入検討から注文までに2年半、そこから納車に7ヶ月かかり、5年ローンを組んだ）。

実に年収の「倍」の価格のクルマに手を出したことになりますが（住宅ローンもあったので苦しかった）、維持できなくなったら売ればいいとも考えていて、「最悪は売ってチャラ」になるところまで頭金を貯めての発注でした。
今振り返っても当時の自分の情熱には驚かされるばかりで、しかし当時の自分があるからこそ今の自分があるのだ、というのもまた間違いのない事実。

まさにスティーブ・ジョブズの言った「会社が潰れたっていい。それよりも、自分は会社を創ったんだと胸を張れることのほうが大事だろ？」を地で行ったということになり、どう考えても無謀に近い行為ではあったものの、それを成し遂げたということは、ぼくのその後の人生に大きな影響を及ぼしています。

つまりポルシェ・ボクスターの購入を通じて「やればなんだってできる」、むしろ「やらなければ何もできない」ということを学んだことになり、それが後のランボルギーニ・ガヤルド購入というチャレンジにも繋がっています（そして次のチャレンジはランボルギーニ次期V12モデルの購入になる。ランボルギーニもまた、ぼくの人生においてポルシェと同じか、それ以上の意義がある）。

人はだれしも、自分の人生を良いものにしたい

つまり「自分には手が届かないもの」「自分とは異なる世界の人々が所有するモノ」に手を伸ばそうとすることに意味があり、上を見ない人生には意味など無い、ということを教えてくれたのもポルシェ・ボクスター。
そしてそれ以降、ぼくは「手に入れることができる範囲のモノだけを手に入れて無難に過ごす人生には価値がない」とも考えるようになっています。

ヒトは誰しも、常に自分の人生をより良く、意味もあるものに、そして充実したものにしたいという願望を持っていると思いますが、それには「宝くじが当たったらポルシェ買う」というような、運任せや人任せでは達成不可能。
まずは自分で何かはじめないと一生なにも成し遂げることはできず、でないとただただ人を羨んだり、妬んだりするだけのつまらない人間に成り下がってしまう、とも思うのですね。

今回のポルシェ718ケイマンについて、購入に苦労したわけではないものの、むしろ「いいケイマンが出てきたよ」と言われたときにポンと決断できる（お金を動かせる）までになったのはこれまでの挑戦の結果として自分が成長したからだと考えることもでき、その意味でも今回の718ケイマンは「これまでの人生」を振り返り、あたらしい方向へ向かうためのターニングポイントであるとも認識しています。

よって、ぼくはこの先もずっとチャレンジをやめるつもりはなく、この718ケイマンのステアリングホイールを握るたび、必ず「挑戦をやめてはいけない」ということ、そして「凡庸な人生の無意味さ」を思い出すことになりそうです。

なお、納車された718ケイマンの仕様は下記の通り。

購入したポルシェ718ケイマンについての情報はこちらのカテゴリ「ポルシェ718ケイマン」にまとめています。