>ポルシェ・マカンS ■近況について

ポルシェ・マカンS洗車!やはり懸念はブレーキダスト、そしてサテン仕上げのホイールには汚れが付着しやすいようだ

2021/08/31

ポルシェ・マカンS洗車!やはり懸念はブレーキダスト、そしてサテン仕上げのホイールには汚れが付着しやすいようだ

| どんなクルマでも、洗車の都度あたらしい発見がある |

だからこそボクは洗車が大好きだ

さて、ようやく長雨も一段落し、ポルシェ・マカンSを洗車。

前回の洗車からずいぶん時間が経過し走行距離が伸びていますが、とにかく汚れることで困っているのがホイール。

ブレーキダストがたんまり付着し、さらにはローターから削り取られた鉄粉がホイール表面にまんべんなく付着していて、これを落とすだけでも一苦労です。

なお、洗車前と洗車後ではホイールのカラーが全く異なって見え、その差異は近所の人から「あれ?ホイール替えたの?」と言われたほど。

サテン仕上げは汚れが付着しやすい

つい先日、同じポルシェ・マカンSに乗っている人とたまたま話すことがあり(出先の駐車場で偶然横に停まったのがマカンSで、オーナーさんはぼくのYoutubeチャンネルを登録してくれていた模様。ありがとうございます)、その人はグロス仕上げの(シルバーの)ホイールを装着していたのですが、「いやー、ブレーキダストは困りものですよね・・・」と話を振ったところ、そのオーナーさんは「いや、自分のはそれほどでもないですよ」。

たしかにホイールを見るとさほど汚れておらず、なんでだろうなと考えていると、やはりぼくのマカンSに装着されているホイールのフィニッシュが「サテン(半光沢)仕上げ」だからだという結論に。

L1350575

実際のところサテン仕上げは摩擦係数が高く、表面が(グロス仕上げに比較して多少)ザラついているので、汚れがそのザラザラの間に溜まったり付着しやすいということは容易に考えられます。

現実的に、ホイールの裏面を洗っていると、これまで他に乗ってきたグロス仕上げのホイールに比較して「ダストや鉄粉が刺さり、表面が凸凹している」様子もわかり、どうやらこれも「サテン仕上げ」に起因していると考えて良さそう。

加えてですが、この「表面のザラつき」に起因してだと思われますが、汚れの食いつきがグロス仕上げに比較して強固なのだと思われ、スポークとリムとの境界などに溜まった汚れを落とすのにはひと苦労。

L1350574

ちなみにぼくは、これまでサテン仕上げのホイールというとブラックばかりを装着しており(フォルクスワーゲン・シロッコ、アウディTT)、しかしこのマカンSのようにシルバーのサテン仕上げホイールは初めての経験で、そこではじめて「サテン仕上げは汚れが落ちにくい」と気づいたわけですね(これまでのサテンブラックでも汚れが落ちにくかったのだと思われるが、ブラックだったのでそれが目立たなかったのだと思われる)。

よって、今回の教訓としては「明るいカラーのサテン仕上げホイールは鬼門である」ということ。

ポルシェ・マカンは気密性が高い?

そして今回の洗車で気づいたのは、マカンの(室内における)気密性がかなり高いということ。

上述の通り、今回は洗車インターバルが非常に長く、かつ雨の中をずいぶん走ったのでボディがかなり汚れていたのですが、ドアを開いたところのBピラーや・・・

L1350567

同じくBピラー下部、そして・・・

L1350568

サイドシル等がほぼ汚れておらず、水分や外気がここに入り込んでいない(ウエザーストリップによってガードされている)ということもわかります。

L1350571

ちなみにこれまでに乗ってきた911やボクスター、ケイマンは多少なりともこういった部分に外部からの汚れが侵入している様子が確認できたのですが、マカンはその用途や性格、そして対象となる顧客を考慮してか気密性をかなり高めているようですね。

こういった部分はなかなかに面白い発見でもあり、洗車しているときの「密かな楽しみ」でもあります。

合わせて読みたい、関連投稿

ポルシェ・マカン
ポルシェ・マカンSはじめての洗車!汚れやすい部分、洗った印象はこんな感じ。なお、すでに飛び石傷を発見してちょっとショック

| マカンはフロントの面積が広く飛び石傷を受けやすいようだ | さて、ポルシェ・マカンが納車されて以来はじめての洗車。自分の手で洗車してみてはじめてわかることもあり、今回気づいたことをここで述べてみた ...

続きを見る

ポルシェ・マカン(天保山/ナナガン)
ポルシェ・マカンS洗車!1.95トン、354馬力の割にはタイヤ、ブレーキディスクの摩耗はさほど大きくはないようだ。ただし前面投影面積が大きく飛び石キズは増加中

| この様子だと、マカンSの維持費はこれまでに乗ってきた他のポルシェに比較するとけっこう安上がりかもしれない | とくにブレーキパッドのローターへの攻撃性は低いようだ 久々にポルシェ・マカンを洗車。最 ...

続きを見る

ポルシェ・マカンSのV6ターボエンジン
ポルシェ・マカンS洗車!以前にボンネット内でネズミが死んでいたことがトラウマとなり、いまでもフロントエンジン車のボンネットを開けるのにはためらいがある

| できるだけエンジンルーム内には何も侵入させないようにするのが肝心だ | さて、ポルシェ・マカンSを洗車。なんだかんだ言ってまだ気温が低く、洗車には厳しい季節ではあるものの、汚れたまま放っておくこと ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ポルシェ・マカンS, ■近況について
-, , , , ,