>フェラーリ・ポルトフィーノ ■近況について

フェラーリ・ポルトフィーノ購入決定。つい1週間前までは契約を考えておらず、フェラーリ納車待ち中にまた別のフェラーリを購入することになるとは

| フェラーリは価値が下がりにくく、「とりあえず買っておいても」損はない |

現時点では、296GTB納車時に売却する予定ではあるが

さて、唐突ではあるものの、フェラーリ・ポルトフィーノの購入を決定(契約はこれから)。

つい1週間前まではまったくポルトフィーノを購入するとは考えておらず、ふと思い立ってわずか1週間での購入決定に至ったということになりますが、これはぼくにとって珍しいことではなく、比較的「よくある」こと。

そして購入を決定した理由としては「以前に試乗した際の印象が良かった」「フェラーリ296GTB納車前に、別のフェラーリで予行演習をしておこうと思った」「いつもお世話になっているオートカヴァリーノさんになにか協力したいと考えた」といったところであり、まさか自分でも「フェラーリの納車待ちの間にまた別のフェラーリを買うとは」とちょっと驚いています。

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なぜフェラーリ・ポルトフィーノなのか?

そこでなぜポルトフィーノなのかということについて、これは「296GTBがやってくる」という前提に基づく選択であり、296GTBがミドシップであるため、それとはキャラクターの異なるフェラーリを選びたかったわけですね。

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よって「フロントエンジン」が今回の条件であり(もともとぼくはフロントエンジンのフェラーリが大好きである)、F12、FF、GTC4ルッソ、カリフォルニア、カリフォルニアT、ポルトフィーノといった車種を検討したものの、実際に市場に出ているタマの中から選択するとなると「(様々な条件を考慮し)結果的にポルトフィーノになった」というのが実情です。※F12で魅力的な売り物があったが、すぐに売れてしまった。今回は「オートカヴァリーノさんで中古のフェラーリを買う」ということが主目的であったので、オートカヴァリーノさん以外での購入は考えてない

ただ、ポルトフィーノが消極的な選択肢であったかというとそうではなく、「オープンであること」「荷室空間が広く使いやすいこと」「ボディサイズも比較的扱いやすい範囲にあること」「日常的に乗りやすいであろうこと」といったポジティブな理由によって購入を決定しています。

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フェラーリ・ポルトフィーノはこんなクルマ

そこでまず「ポルトフィーノとは、どんなクルマなのか」ということについて触れてみたいと思いますが、これは2018年に発表された「カリフォルニアTの後継モデル」。

フロントにエンジンを搭載し4人が乗れるというライフスタイル系=GTモデルであり、しかし搭載されるのは4年連続で「エンジン・オブ・ジ・イヤー」を獲得した(F8トリブートなどと同じ)3.9リッターV8ツインターボ。

出力は600馬力、トランスミッションは7速DCT、駆動輪は後輪のみ、0-100km/h加速は3.5秒、最高速度は320km/hを誇ります。

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機能的な部分に触れておくと、第三世代の電制デフ(E-Diff3)、電動パワーステアリング、磁性流体ダンピングシステムが採用されることで優れた乗り心地と高いコーナリング性能を両立させており、「フェラーリらしい」ドライバビリティを実現。

ユーティリティに関してだと14秒で開閉が完了するリトラクタブルハードトップを持つこと、そしてルーフを格納したとしてもラゲッジルームには「2つのキャビントロリーを収めることができること、そして何より(狭いながらも)4人乗れることがトピックになるかと思います。

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車体デザインを担当したのはフェラーリのデザインセンター(チェントロ・スティーレ)を率いるフラビオ・マンツォーニで、ピニンファリーナ時代のフェラーリと現代のフェラーリとをつなぐ過渡的なデザインを持っており、(ポルトフィーノよりも前に登場した)フェラーリFFを連想させる幅広のフロントグリルそして縦長ヘッドライトを持ち、しかしその後のフェラーリに顕著な「車体の内側を空気が流れる」3D構造を採用していることも大きな特徴。

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そしてインテリアもまた過渡期にあって、文字通り「カリフォルニアTからローマへ」と移行する途中の世代でもあり、そしてこの頃はまだ「スポーツ系」「GT系」との間であるていど共通するインテリアのデザイン言語を採用していた時代。

よって、ローマのような「ダッシュボードとセンタートンネルが連結した」構造ではなく、ダッシュボードがフロートしたデザインを持っています。

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メーターはアナログ、そしてステアリングホイールのスイッチ類もすべて物理式を採用し、ここも現在の「フルデジタル」なフェラーリとは異なるところ。

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こういった感じで、様々な部分において「現在のフェラーリへと」移り変わるさまを体現したのがポルトフィーノということになりますが、「現在のフェラーリ」である296GTBをよりよく理解するためにも、やはりこの世代のフェラーリは「一度乗っておかないと」と考えた次第です。

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実際に購入するフェラーリ・ポルトフィーノはこんな仕様

実際の契約につき、最終的にほかの候補(いずれもポルトフィーノ)との比較にて決定することになりますが、現在もっとも有力なポルトフィーノにつき、ボディカラーはロッソ、そしてほぼオプションが装着されていないというかなり珍しい個体(フェラーリは新車購入時に相応のオプション装着を推奨するので、ここまでオプションが少ない個体は本当に珍しい)。

ぼくはかねてより「フェラーリを買うならばロッソ以外」と公言してきましたが、今回ロッソを選んだのは「中古車だから(そこまでこだわらなかった)」ということ、そしてこういった機会でもないとロッソのフェラーリを購入する機会がないだろうと思ったから。

加えて、「ロッソ以外のフェラーリ」を主張するのであれば、逆に一度は「ロッソのフェラーリ」に乗っておかねばならないだろう、と考えたこともその理由のひとつです。

なお、購入金額については以下の通り(予定)。

フェラーリ・ポルトフィーノの購入金額

  • 車両本体価格 28,900,000円
  • ETCセットアップ費用 6,600円
  • 自動車税(7月登録と仮定) 44,300円
  • 自動車税環境性能割 111,900円
  • 自賠責(25ヶ月) 18,160円
    (以下、預かり法定費用)
  • 検査登録費用 6,600円
  • 車庫証明 2,700円
  • リサイクル預託金額合計 13,870円
    (以下、手続き代行費用)
  • 検査登録費用 88,000円
  • 車庫証明 22,000円
  • 希望ナンバー 16,500円
  • 納車準備費用 88,000円
    (合計)
  • 支払合計 29,318,630円

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