このクルマにナンバーが付けられることが信じられない
イギリス在住のイケメンユーチューバー、Mr JWW氏が特別にアストンマーティンに招待され、「世界初の」走行可能なヴァルキリーのプロトタイプ(ランニングプロトタイプ)のレビューを公開。
ボディカラーは深いグリーンで、そこへ「AMRライム」のアクセントが入り、ホイールはブラックにペイントされています。
なお、ヴァルキリーは先日「最終スペック」が公開されており、今回ランニングプロトタイプが製作されたということは、ここから実走テストに入るものと思われます。
アストンマーティン・ヴァルキリーの室内には「成人男性の98%が収まる」とされているが
アストンマーティン・ヴァルキリーの室内はハイパーカーらしく非常にタイトなことで知られるものの、アストンマーティンいわく「成人男性の98%をカバーしている」。
Mr JWW氏はこんな感じですっぽり収まっていますが、かなり狭そうに見えますね。
サイドシルはこんな高さ(文字通り”敷居の高い”クルマ)。
もはやサイドシルとは呼べないんじゃないかという気もします。
乗り降りはかなり大変そう。
以前にはShmee150氏も別のプロトタイプで乗降に挑戦していますね。
このサイドからフロントへ向けての「くびれ」を見るに、足元もかなり狭そう。
シートはこんな感じ。
このシートは購入者の体を一人ひとり3Dスキャンし、専用に誂えられる、と報じられています。
ヘッドライト内部はけっこう凝った形状。
おそらくはアルミの削りだしのステーを使用しているようですが、これはけっこう重そう。
ヴァルキリーはとことん軽量化を追求しており、エンブレムすらもその軽量化の対象となっていることを鑑みるに、これはちょっと意外なところ(もちろんこれが必要だからそうしているのだと思う)。※ヴァルキリーの前後のライト4個を合わせても、DB11のヘッドライト1個より軽い
アストンマーティン・ヴァルキリーの出力と重量が判明。「フロントのエンブレムは数ミリグラムしか無い」
後方の確認はカメラにて(ダッシュボード左右に映像を映し出すモニタがある)。
サイドウイングの形状はまんまF1からのフィードバック、という感じですね。
これを見ただけでも、「このクルマよりも速く走れるクルマをつくるのは難しいだろう」と思います。
リアディフューザーはこう。
下の方の左右に「ちょっと」出っ張った形状が見られますが、これももちろん意味があるはずで、しかしどこかに当てると簡単に割ってしまいそう(そしてディフューザーは一枚物なので修理費用がとんでもない額になりそう)。
アンダーフロアはダウンフォースを最大化するための形状が採用に。
ヴァルキリーはマクラーレン・セナ、メルセデスAMG ONEとは比較にならないほどのダウンフォースを発生することでも知られます。
サイドもスカスカ。
これを見ると「ガワをかぶったF1」だということがよくわかりますね。
ただ、F1と異なるのは、F1では禁止されているアクティブエアロ、アクティブサスを使用しているであろうこと。
よって、アストンマーティン曰く「ヴァルキリーはF1よりも速い」。
ブレーキキャリパーは初めて見る「下付き」。
もちろん重心を下げるためだと思われます。
こちらはエンジンルーム。
いっぱいいっぱいに取られたエアクリーナー、そしてチェック柄のカーボン(強度があまり要求されない部分にはこの柄のドライカーボンを使用しているように見える)。
以上が「世界初」アストンマーティン・ヴァルキリーのランニングプロトタイプ紹介ですが、まだまだヴァルキリーにはたんまりと「秘密」がありそうで、それも叙情に明らかになるのかもしれませんね。
それでは動画を見てみよう
こちらがMr JWW氏が独占でヴァルキリーを紹介する動画、「The First FULLY OPERATING Aston Martin Valkyrie! 」。
こちらはオートカーによるアストンマーティンAM-RB003、そしてヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプトの紹介。
Carwowによるヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプトのレビュー。
Mr JWWによるヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプトの紹介。
同じくMr JWW氏によるAM-RB003紹介。
Carfectionによる、AM-RB003そしてヴァンキッシュ・ヴィジョン・コンセプトのインプレッション。