先日よりデビッド・ブラウン・オートモーティブが「何か発売する」という噂がありましたが、なんと発表されたのはクラシックミニを復活させた「ミニ・リマスタード(画像はクラシックミニではなく、今回発表された”新車”」。
見た目はクラシック、中身はLEDの燈火類やアップル・カープレイまでを備える現代風の車となっています。
設立者のデビッド・ブラウン氏は懐古調の趣味を持つ人のようで、先日もジャガーXKをベースにし、アストンマーティンDB5風の外装を持つ「デヴィッド・ブラウン・スピードバックGT」を発表。
↓こちらがスピードバックGT
デビッド・ブラウン氏は生粋の英国紳士なのか今回も英国車をその対象に選んでおり、ミニを現代のテクノロジーにて蘇らせる、という多くの人が求めているであろう計画を実施しています。
デビッド・ブラウン氏いわく「これは究極のミニ」としており、一台づつハンドメイドにて製造。
ボディについては新規製造となり、若干ではありますがディティールが丸くなっているようにも見えますね。
詳細は未公表ですが、ボディは剛性が向上しているとしており、エンジンは1275ccでオリジナルに比べて50%出力がアップ。
トランスミッションは4速MTでブレーキ、サスペンションも手直しされている、とのこと。
グリルなど金属パーツはアルミ製、ランプ類はLED化されているそうです。
内装においては遮音性を向上させて快適性を確保。
見かけはレトロですが、最新の装備が奢られます。
カーナビもちゃんと装備。
アップル・カープレイ、アンドロイド・オートにも対応し、USBポートも完備。
削り出しのドリンクホルダーやローレット加工されたスイッチ類、そしてプッシュ式スタートボタン。
もちろんリモコン式ロックを備えるようですね。
その他トランスペースもレザー張りとなり、ボディの塗装においてはまるまる4週間を要する、とのこと。
製造自体にかかる時間は1400時間とされ、製造台数は「限定」。
今のところその限定台数や価格についてはアナウンスがないものの、全てがハンドメイドなので注文した顧客は自由に仕様などを決定できるとしており、何とも贅沢な一台ですね。