え？これがレクサス？レクサスがジェットエンジン装備、超高速なサンタクロース用"ソリ"、HXコンセプトを発表。ベントレーも負けじとサンタ専用車を公開

｜　今年はコロナウイルスの影響か、このキャンペーンに参加する自動車メーカーは少なめ　｜

さて、毎年クリスマスの次期にはおなじみな「自動車メーカーが考えた、サンタクロース用のソリ」。

ソリもクルマも同じ乗り物ということで、各メーカーがプロモーションのために公開するのが通例となっていますが、今年はコロナ禍の影響なのかランドローバー、BMW、メルセデス・ベンツといった常連からのアナウンスが（まだ）なく、ちょっと寂しい状態です。

もしくは、近年の傾向に則り、キリスト教以外の人々に配慮したためなのかもしれません（もはや自動車市場として最大の国は中国であり、中国ではこういったプロモーションはほとんど意味を持たない）。

その名は「レクサスHXスレー・コンセプト」

そして今回レクサスが公開したのは「レクサスHXスレー・コンセプト」と名付けられたサンタ用のソリ。

レクサスのモデルには「アルファベット二文字」が採用され、各モデルの由来は下記の通りではあるものの、今回の「HX」が何を表すのかは明かされていません（HX＝Holyday Crossoverなのかもしれない）。

その姿はレクサスLF-30エレクトリファイド風

このコンセプトはレクサスLF-30エレクトリファイドをベースにしているようで、フロントからAピラー/ドアあたりまでは「ほぼそのままレクサスLF-30エレクトリファイド」。

おそらくはドアも「ガルウイング」なのだと思われます。

もちろんタイヤ/ホイールは「ブレード」へと置き換えられていますね。

リアはレクサスIS風

そしてリアを見てみるとレクサスIS風のテールランプ、リアンダーを持っており、しかしもっとも目を引くのは「ジェットエンジン」。

これによっていちはやく世界中の子どもたちの元へと駆けつけることができ、仕事がサクサクと捗りそうです。

ベントレーも「サンタクロース専用車」を公開

そしてベントレーが珍しくサンタクロース専用車へと「参戦」し、”レインディア（トナカイ）8”なる特別仕様車を発表。

ベースはフライングスパーV8、ボディは深みのあるレッドにペイントされたうえでゴールドのアクセントが用いられており、サンタクロースが求める”エアロダイナミクス性能”を満たすためにカーボン製エアロパーツも装着されています。

そしてフードオーナメントは「トナカイ」。

サンタクロースがこのクルマを導入することによってトナカイは失業することになるかと思いますが、これはせめてもの「餞（はなむけ）」なのかもしれません。

インテリアもまたダークレッド（クリケットバブル）にゴールドという仕様を持ち、助手席ダッシュボードには北極をイメージしたイラストが描かれています。

ちなみにベントレー名物、ローテーション・ディスプレイには、サンタクロースに必須の「良い子/悪い子」リストが表示されるという設定です。

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