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トヨタ新型GR GTの試作車がGR GT3と「連れだって」ラグナセカでのテスト走行を行う姿が目撃される。「GT3マシンと同じ挙動」を示す姿が話題に【動画】

トヨタ GR GTのテールランプ
Life in the FAST LANE.

| GR GTはここ数年で「もっとも注目される」スーパースポーツの一台である |

「FR」レイアウトにてミドシップ勢とどこまで戦えるのにかにも注目が集まる

トヨタがモータースポーツの第一線で培った技術を結集し、満を持して投入する最高峰のスーパーカー「GR GT」。

今回はアメリカのサーキット「ラグナセカ」にてレーシングバージョンである「GR GT3」プロトタイプと共にテスト走行を行う姿が目撃され、インスタグラムへとアップされることに。

単なる公道用スポーツカーにとどまらず、レーシングカーと並行して開発された「モータースポーツ由来の」メカニズム、そして伝説の「レクサス LFA」のスピリットを継承するモデルとして世界中のクルマファンやコレクターから熱い視線が注がれており(本家レクサスから新型LFAが登場するが、その新型LFAよりもLFAよりもらしいと目される)ここでは今回明らかになった最新情報やスペック、その魅力について振り返ってみましょう。

この記事の要約

  • トヨタの新型公道仕様スーパーカー「GR GT」が、レーシングカー「GR GT3」と共にラグナセカでテスト走行を実施。
  • パワートレインには4.0リットルV8ツインターボとモーターを組み合わせたハイブリッドを採用し、推定640馬力を発揮。
  • レクサスLFAの実質的な後継モデルとして位置付けられ、投資目的ではなく実際に走りを楽しむドライバーへ向けて限定生産。

トヨタ GR GTの概要と開発背景

トヨタ GR GTは、レース専用車両である「GR GT3」と完全に同期する形で開発が進められているトヨタのフラッグシップ・スーパーカー。

従来の「市販車をベースにレーシングカーを作る」手法ではなく、「レーシングカーの構造やエアロダイナミクスを公道仕様へと移植する」アプローチが取られていますが、これは「(レクサスRCではなしえなかった)GT3クラスを完全に制覇する」という目標、そして「モータースポーツを通じてよりいいクルマづくりを行う」というGR(Gazoo Racing)のモットー双方を満たすもので、クルマそのもの以外に「この開発手法にも」注目が集まっているというわけですね。

トヨタ GR GT3のリア(静止、マットブラック)
Life in the FAST LANE.

(日本での販売についてはほとんど情報がないものの)米国市場への割り当ては200台から250台程度と噂されており、正式な予約金の受領前にもかかわらず、すでに予定生産数を上回る購入希望者が名乗りを上げている状態だとも報じられています。

予想価格は22万5,000ドル(約3,500万円以上)からとされ、つまり容易に手が出る価格ではないものの、その性能と希少性を担保として極めて高い注目度を誇るというのがいま現在。

GT GT:概要

GR GTの最大の魅力は、モータースポーツ直系の空力性能そして高度に組み上げられたV8ハイブリッドパワートレインにあり、ラグナセカでのテスト走行では巨大なリアウイングを備えたGT3仕様と並び、公道仕様でありながらサーキットでの圧倒的なパフォーマンスを予感させる走りを披露しています(GT3マシンと挙動があまり変わらない)。

パワーユニットとしては4.0リットルV8ツインターボエンジンを採用し、リアトランスアクスル内にエレクトリックモーターを内蔵した8速ATを組み合わせ、注目すべきは駆動方式に「4WDを採用しないこと」。

つまり全輪駆動に頼らずサーキットでのラップタイムを追求し、「後輪駆動(FR)」を採用することによってドライバーとの一体感と素直なハンドリングを追求するというコンセプトを採用しているわけですね。※640馬力という、ある種「控えめな」出力がむしろ本気を感じさせる

GR GTのリヤセクションとテールランプ
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トヨタ GR GTのサイドとホイール、ブレーキ
Life in the FAST LANE.
項目スペック(推定・目標値)
エンジン4.0リットル V8 ツインターボ
ハイブリッドシステムリアトランスアクスル一体型モーター
最高出力約640 hp
最大トルク約850 Nm
駆動方式後輪駆動 (RWD)
トランスミッション8速トランスアクスル
ポジショニングレクサス LFAの後継・フラッグシップ
GR GTのパワートレイン
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競合比較・市場でのポジショニング

GR GTはポルシェ 911 GT3 RSやメルセデスAMG GT ブラックシリーズといったサーキット走行を極めた最高峰のトラック志向モデルと真っ向から競合することとなり、しかし直線加速やカタログ数値上の最高出力を単に競うのではなく、サーキットでのフィードバックやドライバーへのダイレクトな操作感を最優先しているところが「近年のハイパワースーパーカー市場において異彩を放つ点」。

トヨタ GR GTのフロント
Life in the FAST LANE.

しかしながら、ここ最近では「EVが行き過ぎた数字上のパフォーマンス」を主張しすぎたがため、むしろエンスージアストたちが「数字に現れない」フィーリングへと着目し始めたということもあり、よってGR GTは「ちょうどいい時期(ハイパフォーマンスカーにおけるパラダイムシフトが生じる時期)に」登場することになるのだとも考えられます(これに優れたドライバビリティが伴えば、一気にメインストリームへと躍り出ることになりそうだ)。

加えて、トヨタ幹部は本モデルの販売にあたり、短期間での転売目的(フリッパー)ではなく、「実際にサーキットや公道で走りを楽しんでくれるオーナー」の手へ渡ることを強く望んでいる点も「本格派ドライバーズカーとしての姿勢」を明確に表しているもので、いざ販売開始されたのち、「(多くの限定モデルがそうであるように)著名人やインフルエンサーしか手に入れることができない」のではなく、本当に走りを楽しむ人たちのガレージに収まるということが明らかになれば、より一層Gazoo Racingのスタンスが明確になるのかもしれません。

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LFAから受け継がれる「真のコレクターズアイテム」への進化

トヨタの歴史において、GR GTは伝説的なV10スーパーカー「レクサス LFA」の精神的後継車としての役割を(新型レクサスLFAとともに)担っていて、LFAが自動車史に残る名車となった源泉のように、GR GTもまた単なる移動手段や展示品ではなく、「走る道具」として極限まで磨き上げられた一台です。

現時点ではオープンモデルやさらにスパルタンなトラック専用バージョンの噂もささやかれていますが、まずはこのGT3直系の公道仕様モデルが、現代のスーパーカー市場に新たな金字塔を打ち立てることは間違いはなく、新型LFAよりも「LFAらしい」と評される可能性もありそうですね。

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結論

ラグナセカで捉えられたトヨタ GR GTとGR GT3の協調テストは、トヨタが本気で世界最高峰のドライバーズカーを作り上げようとしている証拠ともいえるもの。

640馬力を超えるV8ツインターボハイブリッド、そしてレース由来の空力性能を備えたこのスーパーカーは「真に走りを愛するオーナーとともに新たな伝説を創り出す」ことが期待され、今後の情報公開、さらに日本市場での販売方法の発表を待ちたいと思います。

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参照:japanifornia, The SupercarBlog

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