ジョン・レノンが購入後15年も愛用した、1956年型オースチン・プリンセスがオークションに再び登場。
これはドキュメンタリー・フィルム「イマジン」にも登場した車両で、2008年からオースティン・ロックンロール・ミュージアムに展示されている個体だそうです。
なお撮影の後にジョン・レノンは二列目の航空機風大型シート(灰皿つき)を追加するなどカスタムを施しています。
横から見た画像だと、たしかにそのシートの大きさがよくわかり、座っている位置が高く窓も広いので快適に過ごすことができそうですね(クラシックカーは意外とこういった大きなガラスや湾曲したガラスが多い)。
販売にあたってはジョン・レノンの所有を示す書類も用意され、レストアも施されるなど条件は万全、とのこと。
エンジンは直6/4リッターで125馬力を発生。
トランスミッションは4速マニュアル、とのこと。
フロンサスペンションは独立懸架でリアサスペンションはリーフスプリング式、ブレーキは4輪ともドラムというスペックです。
実は昨年秋にも競売にかけられたそうですが、その際は希望する落札価格に届かず、出品が流れた模様。
ジョン・レノンには今でも熱狂的なファンが多そうですが、だからといって高値をつけるとは限らないようですね。
なお内装は非常にシンプル。
大きなウッドのダッシュボードが豪華ですが、シートはその形状や素材ともども、やたら滑りそうです。