| 世界的な流行にのっとり、ロー&ワイドに |
ジャガーF-Type(フェイスリフト/マイナーチェンジ)の画像が12月2日の発表を前にリーク(本物かどうかはわからない)。
今回流出しているのはクーペ、コンバーチブル両方の画像であり、となるとジャガーはこの両方を継続する、ということに。
そして画像を見るとそのイメージ的な変更はかなり大きく、これまでの「縦長」ヘッドライトが一気に「横長」へ。
さらにフロントグリルは大きく、バンパーサイドのエアインテークも大きくなり、よりアグレッシブなスタイルに変身しているようですね。
やはりヘッドライトの変更はクルマの印象を大きく変える
ちなみにこちらが今までのジャガーF-Type。
もちろんボディサイズ、ディメンションは変わっていないはずですが、フェイスリフト版は低く広く見え、デザインが印象に及ぼす影響の大きさには驚かされずにはいられません。
なお、新型ジャガーFタイプのヘッドライトは「吊り目」で、その上辺がフロントフェンダーサイドのオーナメントのラインとつながるようにデザインされていますが、よく見るとこのフロントフェンダーサイドのデザインは、フェイスリフト前と同じものだと思われ、フェイスリフト版はこれをうまく利用して巧みなデザインを行ってきた、ということになりますね。
なお、この「新しい顔」はI-PACEでも採用されており、今後のジャガーは同じデザイン言語を採用する可能性が大。
なお、ジャガーはそのデザイナーがイアン・カラム氏からジュリアン・トムソン氏へと交代していて、I-PACEそしてフェイスリフト前のF-Typeのデザインはもちろんイアン・カラム氏。
今回のフェイスリフトについては、イアン・カラム氏のテイストを引き継いだと考えても良さそうですが、もしかすると今後のジャガーでは大きくデザインが変わる可能性があるのかも(新しいデザイナーとしては、伝統を守りつつも、変化を打ち出してゆかねばならない)。
新型ジャガーF-Typeのリアは意外と大きく変わっている
新旧ジャガーF-Typeの画像を比較するとけっこう変化があるようで、まずこちらは現行ジャガーF-Type。
そしてこちらが新型Fタイプ。
両者を見比べると、雰囲気的にはさほど変わっていないように思えるものの、テールランプ形状が変更され、下部分にある「半円状の」出っ張りが直線基調に。
加えてナンバープレート取り付け部左右が「ハの字」へと変更されています。
リアバンパー形状は大きく変わらず、しかしテールパイプはセンター出しから「左右出し」へ。
こうやって見ると「意外に」大きな変更がなされており、ジャガーはF-Typeに対して情熱を失っていないということもわかります。
次期Fタイプは「ピュアエレクトリック」もしくは「ミドシップ」へと変更されるというウワサも出ていますが、ジャガーは次期Fタイプについても「本気」で取り組んできそうですね。