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今年はケーターハムも60周年。新旧ケーターハムがイングランドに勢揃い

2017/07/17

フィアット500は今年60周年を迎えていますが、同じくケータハムも今年で60歳、とのこと。
かのコリン・チャップマン氏が最初の「セヴン」を発売したのが1957年とのことで、それを記念して新旧ケータハムがイングランドに大集合。

オリジナル・シリーズの「モデル1」、TVシリーズ「プリズナー」に登場したモデルのレプリカ、コスワースチューンのCSR260、ハードコアモデルのスーパーライトR500など様々な車が集合しています。

なおケーターハムはもともとロータスの販売していた「セブン」の製造権を引き継いだグラハム・ニアーン氏が立ち上げたブランド。
ロータスがセブンの生産を中止する際に工作機械など一切合財を引き継いで製造販売を現在に至るまで行っていますが、当時の「スペースフレーム構造」は今に至るまで同じ。

ただし細かい部分は改良を続けており、エンジンにおいてもローバー製、ホンダ製、コスワース製、スズキ製、フォード製などがあり、なかにはスズキ製の660ccエンジンを積み、軽自動車登録が可能な「SEVEN130」といった変わり種も。

なお、この場でケータハムは60周年を祝い、「Caterham Seven 420R Donington Edition」を発表。
ユニオンジャックっぽいカラーのブルー/ホワイト/レッドを身にまとい、2リッターのフォード製エンジン(210馬力)を搭載し、トランスミッションは6速シーケンシャルとなっています。

ホイールサイズは13インチ、サスペンションは”エアロ”ウィッシュボーン、レーススペックのダンパー(スプリングにも”ドニントン・エディション”と記載)、LSDを装備するなど完全に「サーキット志向」。

限定台数は10台のみで、S3もしくはSV(ラージ)シャシーを選ぶことが出来るようですね。
フロントの「7」がカラフルで、なかなか特別感のある限定モデルだと思います。

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