| マクラーレン720Sはサーキットだとどうなのか? |
ドイツの自動車メディア、sport autoがサーキットにてポルシェ911GT3とマクラーレン720Sとのタイムアタックを行い、その様子を動画で公開。
マクラーレン720Sはドラッグレースにおいては「絶対王者」として君臨しているものの、サーキットだとどうなの?という疑問を解決してくれます。
ポルシェ911GT3はサーキットでは強みを発揮
なお、マクラーレンは公式にサーキットでのアタックとタイム公開を行わないことで知られますが、それはフェラーリも同様(フェラーリの場合はフィオラノのタイムは公開)。
両社ともレースをバックボーンに持つメーカーだけにタイムの公開を行わないのは意外ですが、「重要なのはドライバビリティであって、単にタイムの比較で語られたくない」だけなのかもしれませんね。
なお両者のスペックは下記の通り。
両者の間には相当に開きがあり、競争するならば馬力にしても価格にしてもポルシェ側では「911GT2RS」、せめて「911GT3RS」を持ってくるほうが妥当なのかもしれません。
出力:720馬力
0-100キロ加速:2.9秒
最高時速:341キロ
価格:247.350ユーロ
出力:500馬力
0-100キロ加速:3.6秒
最高時速:318キロ
価格:152.146ユーロ
動画では両者のオンボード映像を確認できますが、結果はこうなっていて、ポルシェ911GT3が59秒12、マクラーレン720Sが58.60。
マクラーレン720Sの勝利となっているものの、馬力差を考えると「さすがポルシェ」だと言えそうです(GT3RSだったらマクラーレン720Sに勝てたかも)。
なお、同メディアのテストでは歴代一位がランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ(57秒5)、二番手がシボレー・コルベットZ06(58秒1)、3番手がメルセデスAMG GT R(58秒4)。
4番目が今回のマクラーレン720S(58秒6)、5番目がポルシェ911GT3(59秒8)、6位がアウディR8 V10 Plus(59秒8)、7位にホンダNSX(1分0秒3)という結果となっています。
それでは動画を見てみよう
こちらが両者を比較した動画、「Porsche 911 GT3 vs. McLaren 720S | Best Handling Car 2018」。
同じくsport autoが「ベスト・ハンドリングカー」を決める動画、「Wer schlägt den Lamborghini Huracán Performante? BEST HANDLING CAR 2018」。
ホッケンハイムにてauto sportがランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ、ポルシェ911GT2RSをテストする動画、「Porsche 911 GT2 RS vs Lamborghini Huracán Performante Track Battle」。
ニュルブルクリンク同様、ポルシェ911GT2RSの勝利という結果に。