| まず見ることがない、「分解したマクラーレンF1」 |
「ジェイ・レノ・ガレージ」でお馴染みのジェイ・レノが今日は「自分の」マクラーレンF1のメンテナンスがてら、「エキゾーストシステムを取り外した」エンジン単体のサウンドを披露。
なお、マクラーレンF1はとにかく維持費のかかるクルマで、タイヤ交換に570万円(しかも交換後はマクラーレン指定のドライバーを雇ってサーキットを走行し、調整を行う必要がある)など桁外れのメンテナンスコストが報じられます。
とにかくマクラーレンF1の維持にはお金がかかる
さらにはそのコストだけではなく、整備できるところが少ないので何かと「本国送り」となり、修理や点検に時間がかかるのもマクラーレンF1ならでは(それを回避するため、最近になってマクラーレンはアメリカにもF1を扱えるサービスセンターを開設した)。
そんなマクラーレンF1ですが、今回ジェイ・レノは5年に一回の交換が義務付けられている燃料タンクと燃料ライン関連のメンテナンスを実施中。
そして燃料タンクを交換するには「エンジンを降ろさないと」ならず、その過程で動画を記録したようですね。
↓エキゾーストマニホールドは「3→2→1」で巨大なタイコに
マクラーレンF1の全長4,287ミリ、全幅1,820ミリ、前高1,140ミリとなっており、マクラーレン720Sや570Sと比べて「一回り」小さい数字。
重量は1140キロとかなり軽量(カーボンモノコックシャシー採用)です。
エンジンはBMWのモータースポーツ部門が製造したもので6リッターV12、出力は636馬力。
もともとM8に搭載される予定だったものですが、M8は結局市販されず、このエンジンは結局マクラーレンF1専用ということに。
それでは動画を見てみよう
こちらがマクラーレンF1を分解する貴重な動画、「Restoration Blog: June 2018 - Jay Leno's Garage」。
熱対策で貼られた「エンジンルーム内の金箔」も見ることができ、やはりとんでもなくコストが掛かったクルマだということがわかります。
なおスターターを回す音も収録されており、「グランツーリスモ」に収録されている通りの甲高い音。
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