| やはり近年では「セルフブランディング」が重要 |
アメリカ在住のビジネスマン、マニー・コシュビン(Manny Khoshbin)氏のもとへマクラーレン・セナが納車。
同氏はブガッティやケーニグセグほかスーパーカーやハイパーカーを数多く所有することでも知られており、マクラーレン・スピードテールも注文済み。
そして今回、セナが新しくそのコレクションに加わる、ということになりますね。
マクラーレン・セナはこんなクルマ
マクラーレン・セナは500台限定にて発売されたハイパーカーで、スピードテールと異なるのは「サーキットにフォーカス」しているということ。
720Sと同じカーボンモノセルII(カーボンモノコックシャシー)を採用し、エンジン型式も同じ4リッターV8ツインターボ。
ただし720Sとは異なって85キロ軽量化されて車体重量が1198kgまだ落とされていること、エンジン出力が800PSまで高められています。
なお、サーキットに特化しコーナリングスピードを重視したためにダウンフォースが大きく(最大で800キロ)、そのため加速タイムは720Sに一歩譲るという一面も。
新車価格はおよそ1億円程度ですが、中古相場は1億3000万円~2億3000万円くらい。
今後価値が上がることはあれど、下がることはないクルマのひとつですね。
納車の様子はこうだ
そしてマニー・コシュビン氏のマクラーレン・セナ納車の様子がこちら。
まずは自身のロールスロイス・ファントム・ドロップヘッドクーペに乗ってディーラーへ。
そこにはカバーのかけられたマクラーレン・セナが鎮座。
カバーを外すと・・・
アイルトン・セナがドライブしたマクラーレン・ホンダF1マシン(MP4/4)をモチーフにしたセナが登場。
なお、実際のマクラーレンMP4/4は「レッドとホワイト」のマールボロ・カラーですが、このセナでは「オレンジとホワイト」にアレンジされていますね。
「12」とは当時セナのマシンにつけられていたカーナンバーです。
なおオレンジはマクラーレンのカンパニーカラーですが、シートベルトやホイールのセンターキャップもオレンジ。
サイドシル(珍しい光沢仕上げ。殆どの場合ここはマット)には「アイルトン・セナ」のサインも。
参考までに、マクラーレンはつい最近、マクラーレンMP4/4同様のカラーを用いたP1 GTRを公開していますね。
シートに座ってご満悦なマニー・コシュビン氏。
このセナの納車までには「1年かかった」そうです。
腕時計はロイヤルオーク・オフショアクロノグラフですね。
その後はセナに乗ってイザ出撃。
マニー・コシュビン氏とは何者?
マニー・コシュビン氏は上で述べたとおりアメリカのビジネスマンですが、パガーニ・ウアイラ・エルメスをオーダーした人物として知られます。
インスタグラム、Youtube等でアカウントを持っているものの、あまり活動的ではなく、とくにYoutubeにおいてはずっと「放置」。
ただし最近になって急激に動画をアップし始めるなど動きが活発化することに。
加えて自身のロゴも新しく作成し、今回の動画でも自身のビジネス「Millionaire Mastermind(ミリオネア・マスターマインド)」のTシャツを着て登場するなどこれまでにない行動を見せていて、自身をブランド化する方向性を取っているようですね。
同氏のビジネスの実態はわかりにくく、しかし情報ビジネスと不動産業がメイン、とも言われます。
とくに情報ビジネスにおいては、こういった「ハイパーカー」「豪華な生活」は非常に有用であり、マニー・コシュビン氏がハイパーカーを購入するのも「ひとつの投資」なのかもしれません。
それでは動画を見てみよう
こちらがマニー・コシュビン氏がマクラーレン・セナの納車を受ける動画、「Taking Delivery of the McLaren Senna!」。