｜ さすが大富豪、クルマは「走ってナンボ」と心得ているようだ ｜
それにしてもマクラーレン・スピードテールの加速は凄まじい
さて、アメリカ西海岸在住の富豪にしてスーパーカーコレクター、マニー・コシュビン氏。
数々のスーパーカー/ハイパーカーのコレクションに加え、「ブガッティ・シロン・エルメス」「パガーニ・ウアイラ・エルメス」「マクラーレン・スピードテール・エルメス」を所有することでも知られます。
そして今回、同氏は初めての給油そして最高速アタックのための「ヴェロシティ・モード」を試すことに。
マクラーレン・スピードテールはこんなクルマ
マクラーレン・スピードテールは、同社最上位「アルティメット」シリーズから発売されたハイパーカーで、最高速に特化したことが特徴のひとつ。
かつてのマクラーレンF1をイメージした3シーターレイアウトを採用し、超高速域での安定性を考慮した超ロングテールを採用しているため、全長は5137ミリという長さを持っています（一般的なハイパーカーやスーパーカーに比較すると、30〜50センチほど長い）
V8ツインターボにハイブリッドシステムを組み合わせてシステム合計1050馬力を発生しますが、なんといっても最高速「403km/h」というパフォーマンスには驚かされます。
ここ最近マクラーレンは（セナやエルヴァなど）ハイパーカーを連発しすぎたせいで、限定台数が完売しなかったり中古相場が一部で崩れるといった問題も生じていますが、このスピードテールについては限定台数が106台と少ない上、エクステリア/インテリアともマクラーレンの標準モデルやほかハイパーカーとの差別化が大きく、そのために相場が高値で安定しているようですね（売り物も少ない）。
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そしてマニー・コシュビン氏のマクラーレン・スピードテールは上述の通り「エルメス」仕様であり、エルメスやマクラーレンと何度も打ち合わせを行いワンオフで製造した特別モデル。
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インテリアにはデリケートなレザーそしてキャンバスを使用しているため、同氏のガレージには、スピードテール・エルメスの内装を汚さないようにこういった機器が設置されていますが・・・。
なんと自動靴カバー装着機！
そしてスピードテールは「センターシート」を採用するためにやや特殊な乗降を行う必要があり、まずはサイドシートに乗り・・・。
そのあとにセンターシートへと移る模様。
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その後はガレージからスピードテールを出してガソリンスタンドへ行き、「はじめての給油」。
ただし初めての給油なのでガソリンの入れ方がわからず、マクラーレンのセールス担当に電話して「どうやって給油するのコレ？」と質問する羽目に。
公道にてまさかの「ベロシティモード」を試してみる
なお、このマクラーレン・スピードテールにて時速403キロを達成するには「ベロシティ」モードへと入れる必要があり、いったん停車してベロシティモードへとシフトしますが、これによってパワートレーンの出力特性や車高（35ミリダウン）、サイドカメラ格納、ハイブリッドバッテリーへのチャージが行われることになり、動画ではメーター内に「チャージ状況」が数値にて表示されています。
そして100％になったところで（公道ではありますが）最高速チャレンジ。
とにかくとんでもない加速を見せており、数々のハイパーカーに乗ってきたマニー・コシュビン氏もこれには驚いたようですね。
ちなみにこのマクラーレン・スピードテールの0−300キロ加速は12.8秒ですが、これは同じくマクラーレンのハイブリッドハイパーカー、P1の16.5秒を大きく超えるといえばその超速っぷりがわかるかもしれません。
そのあとはガレージに戻って充電しており、おそらくこの充電器も「数百万円」するものと思われます（タブレットで充電状況を確認できる）。
マクラーレン・スピードテールで「最高速モード」を試す動画はこちら
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