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2台あわせて10億円オーバー!ブガッティ・シロンとマクラーレン・スピードテールとの奇跡のハイパーカー加速対決が実現する【動画】

2台あわせて10億円オーバー!ブガッティ・シロンとマクラーレン・スピードテールとの奇跡のハイパーカー対決が実現する【動画】

| マクラーレン・スピードテールがドラッグレースに参戦する例は非常に珍しい |

少なくとも、この組み合わせは今までに一度も見たことがない

さて、米国ではドラッグレースが非常に盛んであり、専用のドラッグストリップを使用してのレースの他、地方の空港などに機材を持ち込んでちょっとしたイベントを開催することも。

そして今回ドラッグレース専門ユーチューバー、ドラッグタイムス氏がYoutube上へと公開したのが「ブガッティ・シロンと、マクラーレン・スピードテール」という、時価総額では10億円を超える2台によって競われる加速競争。

両者とも世界最速を誇る部類のハイパーカーですが、その「最速」を達成するための手法は大きく異なっています。

マクラーレン・スピードテールは「ハイブリッド」

なお、ブガッティ・シロンがこういったドラッグレースを走ることはあっても、マクラーレン・スピードテールがこういったイベントに参加することは非常に稀。

というのも、スピードテールは米国では「合法に登録できず」、登録できるとすれば「ショー&ディスプレイ」用として限られた走行距離のみを走るクルマとしての用途であり、よってあちこちのイベントに自走して参加したりといった使い方ができないわけですね(「ショー&ディスプレイ」にて登録すると、文字通りショーやイベントへ、積車に載せて搬入・搬出し、現地で少し移動する程度が許可されるという内容となる)。

McLaren-BugattiHypercar (9)

マクラーレン・スピードテールはアメリカでは「違法」で登録できず!その2つの理由とは?

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ただし今回は珍しくドラッグレースイベントに登場し加速を披露することになりますが、マクラーレン・スピードテールに積まれるのは4リッターV8ツインターボエンジン、そしてこれにハイブリッドシステムを組み合わせて1,036馬力を発生し、7速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪のみを駆動します(車体重量は約1,600kg)。

マクラーレンはセナ、P1、エルバなどいくつかのハイパーカーをリリースしていますが、それぞれキャラクターが異なり、このスピードテールは加速やサーキット走行に特化したというよりも、「ロングツーリングに特化した」高速グランドツアラーという性格を持っています。

McLaren-BugattiHypercar (8)

一方のブガッティ・シロンは8リッター・クワッドターボW16エンジン(排気量とターボ、シリンダーの数がスピードテールの倍)を搭載して1,500馬力を発生し、トランスミッションは7速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD、車体重量は約1,980kg。

シロンについてもサーキット特化型の「シロン・ピュールスポール」、最高速追求型の「シロン・スーパースポーツ300+」等があり、その中でこのベーシックなシロンは「加速、最高速、ハンドリングなどのバランスが取れたオールラウンダー」といったポジションです。

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実際にマクラーレン・スピードテールとブガッティ・シロンがドラッグレースを走ったらこうなった

そしてマクラーレン・スピードテールとブガッティ・シロンがドラッグレースを走った結果ですが、なぜかマクラーレン・スピードテールのスタートが上手くゆかず、停止状態からのスタートに加え、時速40マイル(64キロ)からのローリングスタートもあわせて競うことに。

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何本かレースを行った結果、両者とも抜きつ抜かれつといった結果となっていて、「似たような馬力とトップスピードを誇り、しかしその達成手段が全く異なる」両者の拮抗した走りにはむしろ驚かされます。

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ちなみにこちらが両者のベストタイムですが、各区間含めて「ほぼ同じ」レベルのタイムを出しているのにもびっくり。

ちなみにですが、スピードテールのスタートが上手くゆかなかったのは「フルパワーを発揮するにはバッテリー残量が90%以上必要」であるのに対し、レースを行った際のバッテリー残量が15%程度だったからだと紹介されていますが、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載するスポーツカーは「なにかと大変」ということなのかもしれません(駆動用のバッテリーをあげてしまうと、かなり面倒になるという話も聞く)。

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マクラーレン・スピードテールとブガッティ・シロンがドラッグレースを走る動画はこちら

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参照:DragTimes

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