| さらにこの顧客は出力について「1,000馬力」と断言 |
これらは先代であるP1よりも24台多く、97馬力多い数字である
さて、マクラーレンはP1後継となる新型ハイパーカーを10月に発表すると言われていますが、その前の9月にはオーナー予備軍向けの内覧会があると言われ、その招待状がすでに発送されていることも明らかになっています。
そしてこの招待状(プレゼンテーションボックス)については、複数の重要顧客がその内容を公開していますが、今回あらたにインスタグラム上へとアップされた動画によると、その限定台数は「399台」となるもよう。
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マクラーレンからのプレゼンテーションボックスにはCEOからの手紙入り
今回@dennis_akoyaking氏が自身のインスタグラムへと公開した内容によれば、「P18」なるコードネームにて開発されている新型ハイパーカー(公式名称は別途用意されている)の内覧イベントに招待された顧客は399人、そしてマクラーレンCEO、マイケル・ライタース氏からのパーソナルレターが含まれます。
なお、出力は1,000馬力(英馬力)だと語っており、搭載されるパワートレーンはリカルド社との共同開発によるV8ツインターボ+ハイブリッドということがわかっているものの、具体的な構成についてはナゾのまま。
参考までに、P1の出力は903英馬力だったので97馬力アップということになり、そして限定台数の399台というのはP1に比較すると24台多い数字です。
現在この「P18」についてわかっていることは多くはなく、しかしマクラーレンは(P1の後継ということもあって)「1」という数字に強いこだわりを示していること、そして新時代のデザイン言語が反映されていること、ディヘドラルドアではなくガルウイングドアが採用されることなどが「わかっている範囲」。
ちなみにですが、今回の内覧会は英国のマクラーレン本社にて行われるものと思われ、よって招待された顧客は本社まで赴く必要があるということになりますが、近年のスーパーカー / ハイパーカー事情については「呼ばれたら馳せ参じる」ということが非常に重要で、それが「ブランドに対する忠誠心」を測るモノサシとしても機能するわけですね。
そしてこれはルイ・ヴィトンやカルティエ、パテックフィリップといった各方面のハイエンドブランドにおいても同様であり、様々な形で忠誠心(=愛)を示した顧客に対して限定モデルが振り分けられる、というのが現在のハイブランド事情であるもよう。
なお、「限定品」の振り分けについては、本社側が決定する例もあれば、販売サイドからの申請によって割当が決定する例もあり(ブランドによって様々である)、後者の場合は「この人物は、これこれこういった理由で、今回の限定品にふさわしい人物である」とディーラーや販売担当者が推薦し、それを本社が吟味して「その人に振り分けるかどうか」を判断することとなるようです。
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参照:dennis_akoyaking(Instagram)