【動画】オランダの空港に到着した姿が目撃されネット上で騒然となったロールスロイス・ファントムの「6輪」カスタム！その詳細が公開される

｜ こんなクルマが走っていたら軍用車よりも驚かされそう ｜

走行できる道路は限られていそうだが、乗っていて楽しいのは間違いないと思う

さて、「世界初」とされるロールスロイス・ファントムの6輪カスタムが公開。

現在この車両はオランダに到着し「一体何だこれは・・・」と話題になっているようですが、おそらくオランダに運ばれる前に撮影されたと思われる動画がスーパーカーブロンディさんのYoutubeチャンネルにて公開されています。

なお、この6輪ロールスロイスを製作したのはホットロッドの作成で有名なダントン・オートカスタムズ、そしてベースは2005年のファントムなのだそう。※ナンバーはルクセンブルク

ロールスロイス・ファントムの6輪カスタムはこんなクルマ

そこでこのロールスロイス・ファントムの6輪カスタムを見てみたいと思いますが、ヘッドライトやデイタイムランニングランプはイエロー（ほとんどの国では許可されていない）、そしてルーフ上のLEDバーもイエロー。

ボディカラーはマットブラックですが、これはこの車両を撮影したショップ（CARDIP）にてラッピングしたものだと思われます。

車両の前後には頑丈そうなブルバー、そしてスキッドプレートも。

6輪化に伴い前後フェンダーは大きく張り出していて、このフェンダーはアルミ製、そしてホイールは24インチ（ブレーキキャリパーには金箔が貼られる）。

車高が上がっているために乗降がちょっとだけ難しくなり、そのためにサイドステップが装着されていますが、これは電動格納式ではなく車体に直接固定されるボルト留めで、ルーフラック（これもルーフにボルト留め）のサイド部分のボルトともマッチしていますね。

ちなみに3本目の車軸（アクスル）はBMW 7シリーズからの移植なのだそう。

車体後部の延長に伴いリアトランクフードも大きくなり、そのため開閉にはかなりの力を要するそうですが、この中にはジェリカン、スタックした際にタイヤの下に敷いて脱出するためのプレートも内蔵されています。

そしてよく映画にあるように、万一拉致されてトランクの中に入れられたとき、中からトランクを開けることができるようにと「プルタブ」も装備されているもよう（使う機会がないことを祈る）。

搭載されるエンジンは6.7リッターV12、そしてエンジンヘッドカバーにも金箔が貼られます、

ちなみにインテリアにはほぼ手が入っていないようですが、アームレストにヘビ皮が張られるなど一部カスタムが見られます。

そしてその後は実際にエンジンを始動させてドライブへ。

果たして合法なのかどうか気になるところではありますが、ちゃんとナンバーも付いているので「問題ない」のかもしれません。

正直なところ、ロールスロイスをカスタムするよりも、トラックを買ってきて6輪化してロールスロイスのボディを被せたほうが安上がりなようにも思いますが、もちろんカスタムした本人は金額などどうでもよく、ロールスロイスをカスタムすることに意義があったのでしょうね。

ちなみにこの6輪ロールスロイスのオーナーは（ルクセンブルクで）こういった城に住んでいるそうで、現在この城の地下にガレージを建設しているといい、所有するクルマはそこに納められることになるもよう。

そしてこのオーナーの創作意欲がここでとどまるわけはなく、次なるプロジェクトは「ランボルギーニ・ウルスの6輪化」。

すでにレンダリングではウルスの6輪化が存在するものの、こちらも実車としては「世界初」となりそうですね。

世界初、6輪ロールスロイス・ファントムを紹介する動画はこちら

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参照：Supercar Blondie