
Image:Rolls-Royce
| さすがはロールス・ロイス、すべてにおいて「人類が作りうる最高のモノ」である |
エレガンスとサプライズを備えたデザイン
ロールス・ロイスが「世代や文化を超えて愛され続ける戦略ゲームであるチェス」を現代的に表現した「ロールス・ロイス チェスセット」を発表。
このチェスセットは、(ロールス・ロイスによれば)同社が提供する他のライフスタイル・アイテム同様、ホスピタリティと共有体験の精神を反映したものだと説明されており、クライアントの自宅での優雅なひとときのために設計され、ボードが一度の劇的な動作で開く構造になっている、とのこと(動画も公開されている)。
その所作は、まるでロールス・ロイスのドアが開かれる瞬間のような「特別な場面」の演出を再現しているといい、たとえ「チェスセット」であってもその世界観を余す所なく表現しているようですね。
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ロールス・ロイス「チェスセット」にはクラフツマンシップと素材のこだわりが
このチェスセットの内部にはマグネットで固定されたチェスピースが美しく格納され、隠された引き出しにはゲーム中に昇格した駒の代わりとなる追加のクイーン(スピリット・オブ・エクスタシーではないようだ)が収納ずみ。
チェスボードのアルミニウムグリッドはマシニング加工後に手作業で仕上げられ、各マス目のベニヤは同一の木材から切り出された素材を用いており、経年による自然な変化も美しく保たれるように設計されています。
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各ピースはファセット加工が施されたセラミックコートアルミニウム製で、ジュエリーのように輝くポリッシュ仕上げのステンレススチール製ヘッドがあしらわれ、それぞれの駒はロールス・ロイスの”車内に見られる金属製オルガンストップ”同様に、確かな重みと手触りを持ち、芸術作品のような存在感を放ちつべく仕上げられることに。
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厳選された素材とパーソナライゼーションの幅
チェスボードは、ブラックウッド×セラミックホワイトやマカッサル・エボニー×ロイヤル・ウォルナットなど、4種類の高級ベニヤ仕上げから選択可能だと説明されており、レザー部分には、13色のロールス・ロイス レザー(キャッシュミアグレー、フェニックスレッド、チャールズブルーなど)を用意しており、お好みに合わせてカスタマイズすることができるのだそう。
“私たちはクライアントを個人的に知るという特権を持っています。多くの方々がチェスを嗜んでおられ、その経験からこのチェスセットが生まれました。”
— ニック・エイブラムス(ロールス・ロイス・モーター・カーズ アクセサリーデザイナー)
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このロールス・ロイス チェスセットは、ブランドの哲学を住空間にも拡張する「機能性を備えた芸術品」であり、世界最高峰のクラフツマンシップとカスタマイズの精神を象徴する一品でもあり、ロールス・ロイスのショールームおよびプライベート・オフィス・ブティックにてオーダー可能だとアナウンスがなされていますが、その価格については「未公開」です(けっこうな高級車を購入できるレベルだと思われる)。
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ロールス・ロイス「チェスセット」を紹介する動画はこちら
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