その名はフランス語で「宝石」！ブロンズアクセントを持つ美しいブガッティ・シロンのデジタルカスタムが公開

｜　不思議なことだが、ほかブランドではよく見られる「ブロンズ」を用いたシロンは現在存在しないようだ　｜

しかしながら、その仕上がりはあまりに美しかった

さて、ブガッティは無事に「ディーヴォ」の全台数を納車し、「シロン・スーパースポーツ300+」の生産を開始したとことですが、チェントディエチ、シロン・スーパースポーツの開発が終了に近づいたことについても触れています。

一方、シロンのラインアップ中、もっともハンドリングに特化したモデルが「シロン・ピュールスポール」であり、今回LMMデザインがデジタルレンダリングにて「カスタムされた」シロン・ピュールスポールを作成して自身のインスタグラム上へと公開することに。

なお、シロン・ピュールスポール（ピュアスポーツ）はブガッティいわく「ブガッティが世に送り出したクルマの中でもっともエクストリーム」だと述べており、その限定台数は60台、価格は約4億円。

シロン・ピュールスポールに積まれるのはシロンと共通の8リッターW16クワッドターボ、出力はシロンと同じ1500馬力ですが、その最高出力を発生する回転数は”通常の”シロンよりも200回転高くなっています。

そのほかはギアレシオの短縮化を行ったほかフロント・サスペンションについてはスプリングレートを65％、リアだと33％固められ、アダプティブダンパーの設定も「パフォーマンス寄り」に。

前後バンパーやホイールも専用デザインへと変更され、巨大なリアウイングが装着されるなど見た目も大きく変わっていて、ひと目で「通常のシロンとは異なる」ということもわかります。

その名は「宝石」

このシロン・ピュールスポールには「Joyau（ジョワイヨ＝宝石）」という名称が付与されており、文字通り宝石のようなきらめき、そしてエレガントさを感じさせる仕様を持つことがその特徴。

なお、ブガッティはいくつかの個体に「固有の」名称を与えており、最近だとシロン”アリス”が有名です。

ボディカラーは「グリージョ・チタニオ」、そしてアクセントカラーはブロンズ。

このブロンズはバンパー内のインサート、メッシュグリル、ホイール、リアフェンダー内のグリルに効果的に用いられ、これがなんとも上品な雰囲気を醸し出しているようですね。

リアだとエンジンカバーの一部、リアウイング上の「BUGATTI」文字、リアディフューザーの一部がブロンズに。

なお、ブガッティのクルマは基本的に「フルオーダー」にて製作されますが、意外やこれまで「ブロンズアクセント」を持つクルマはなかったんじゃないかとも思います。

ちなみにルーフシュノーケル、そしてクリア仕上げのテールランプはLMMデザインによる「オリジナル」。

そしてこちらはブガッティのサーキット専用モデル、「ボライド」と。

ボライドもやはりグリージョ・チタニオにブロンズのアクセントが与えられています。

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参照：LMM Design