>ブガッティ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

シロン後継ハイパーカーは「これまでのブガッティとあまり変わらない」?数年前から新旧デザイナー両名にてラ・ヴォワチュール・ノワールとともに同時並行開発か

シロン後継ハイパーカーは「これまでのブガッティとあまり変わらない」?数年前から新旧デザイナー両名にてラ・ヴォワチュール・ノワールとともに開発か

| 外観は大きく変わらずとも、そのメカニズムは「まったく異なる」はずである |

おそらくはメイト・リマックCEOが新型ブガッティを「ぶっ飛ぶクルマ」に仕上げるはずである

さて、先日リークされた「ブガッティ・シロンの後継となるハイパーカー」ですが、今回はさっそくその画像をもとにした予想レンダリングが登場しています。

リークされたシロン後継モデルのプロトタイプの偽装はさほど厚くはなく、おそらくはプロダクション仕様のボディにラッピングを施した状態だと思われ、よってそれをベースにしたこのレンダリングはなかなかに「正確」なのかもしれません。

ブガッティ・シロン後継ハイパーカーのリーク画像がはじめて登場。リアはラ・ヴォワチュール・ノワール風、サイドには「変形」Cライン
ブガッティ・シロン後継ハイパーカーのリーク画像がはじめて登場。リアはラ・ヴォワチュール・ノワール風、サイドには「変形」Cライン

| 画像を見る限りではそのサイズもけっこう拡大しているのかも | ブガッティのデザインは「ブガッティらしくあり」しかし「これまでと同じであってはならない」という矛盾を解決せねばならない さて、現在ワー ...

続きを見る

意外と新世代ブガッティのデザインは「伝統的」?

なお、このレンダリング、そしてリーク画像を見て思ったのは「意外とこれまでのブガッティっぽい」。

現在のブガッティをコントロールするのは新組織となった「ブガッティ・リマック」CEOであるメイト・リマック氏で、同氏はそれまでのブガッティのやりかたについて否定的なコメントを何度か残しており、自身の思う手法を実現するために「既存の経営陣と衝突するかもしれない」とも。

リマックとブガッティがついに手を組む!新会社「ブガッティ・リマック」が誕生すると公式に発表
ブガッティを配下に置いたリマックCEO語る。「私は安全策を取るような人間ではない。絶対にだ。だから、ブガッティ・リマックでも保守的な役員とは衝突するだろう」

| ブガッティ・リマックではなにか「とんでもない」クルマが発売される可能性がありそうだ | リマックはテスラとともに「ソフトウエア開発会社」型の考え方をする企業だと言える さて、リマックばブガッティを ...

続きを見る

加えて既存モデルから引き継ぐものはなにもないと語っていて、これらから想像するに「もっと新しい特徴を備える過激なクルマ」になるだろうとも考えていたわけですね。

ブガッティ
ブガッティ新CEOが語る。「シロン後継はハイブリッドで、ゼロから設計され、既存モデルから引き継いだものは何もない。それを見た人は皆、ぶっ飛ぶことになるでしょう」

| 聞いている範囲では、シロン後継モデルが大きな議論を巻き起こすことは間違いなさそう | ただし、リマック主導で開発されるからには「誰もが驚く」性能を持つのも間違いない さて、ブガッティはシロンシリー ...

続きを見る

そして今回目撃されたプロトタイプには「あまり大きなデザイン的変化がない」ようにも思われます。

加えて、「世界でもっとも高価なクルマ」のひとつであるラ・ヴォワチュール・ノワールのデザインに良く似ており、とくにリアセクションに類似性が見られるほか、Cラインの形状、Cライン下辺の位置、リアサイドウインドウ「レス」などもラ・ヴォワチュール・ノワールと一致するところ。

4

なお、ブガッティのデザイナーは2024年から新任へとバトンタッチがなされており、しかしシロン後継モデルについては後任デザイナーが2年前から開発を進めてきたことがアナウンスされており、それを考えても「全く新しい」デザインを採用しても良さそうなもの。

ブガッティが「19年間デザインを牽引したデザイナーが退任する」と発表。後任は内部から、そしてシロン後継は後任デザイナーによって2年前から開発され2024年に発表予定
ブガッティが「19年間デザインを牽引したデザイナーが退任する」と発表。後任は内部から、そしてシロン後継は後任デザイナーによって2年前から開発され2024年に発表予定

| ブガッティをデザインするということは、永遠に残る芸術品を作り出すことに等しい | さらにブガッティはパーツ一つ一つ、そして「ボディパネルを外した時の美しさ」にも注意を払っている さて、ブガッティが ...

続きを見る

しかしこのシロン後継モデルにはラ・ヴォワチュール・ノワール発表時にブガッティが公開したスケッチとの共通性も見られ、となるとシロン後継モデルはラ・ヴォワチュール・ノワール企画時に「同時進行にて」デザインが練られていた可能性が高く、ラ・ヴォワチュール・ノワール、そしてシロン後継モデルともに当時のチーフデザイナーであるアキーム・アンシャイト氏、そして後任として育成されていたフランク・ハイル氏との”共同作業”であったのかも。

1

ただ、外観については「これまでのブガッティらしく」とも、V16エンジン搭載、そしてハイブリッド化という点では「全く新しいブガッティ」でもあり、今後徐々に発表されるであろう公式情報にも期待したいところですね。

合わせて読みたい、ブガッティ関連投稿

ブガッティが突如シロン後継に積まれる「V16エンジン」の情報を投下。CEO自らも内部の画像を公開し「サプライズはエンジンだけではない」とコメント
ブガッティが突如シロン後継に積まれる「V16エンジン」の情報を投下。CEO自らも内部の画像を公開し「サプライズはエンジンだけではない」とコメント

BUGATTI | さすがはブガッティ、あらゆる予想を超えたハイパーカーを作るようだ | この時代に「V16」とは恐れ入る さて、これまでにもチョコチョコと情報が漏れ伝えられていたブガッティのシロン後 ...

続きを見る

ブガッティCEOがシロン後継モデルを「チラ見せ」。ボクはこの新型ハイパーカーが「ブガッティを軽視したVWへの挑戦状」になるんじゃないかと考える【動画】
ブガッティCEOがシロン後継モデルを「チラ見せ」。ボクはこの新型ハイパーカーが「ブガッティを軽視したVWへの挑戦状」になるんじゃないかと考える【動画】

Image:materimac(Instagram) | フォルクスワーゲンはかつてブガッティを「お荷物」扱いし売り飛ばそうとしたことがある | ただし時代は「ガソリン回帰」となり、結果的にフォルクス ...

続きを見る

ブガッティが新しい施設をオープンさせ「そこでシロン後継モデルの開発と生産を行う」と発表。新型ハイパーカーは「アナログで、機械式腕時計のような」芸術性を持つもよう
ブガッティが新しい施設をオープンさせ「そこでシロン後継モデルの開発と生産を行う」と発表。新型ハイパーカーは「アナログで、機械式腕時計のような」芸術性を持つもよう

| 現時点では新しいブガッティがどこへ向かうのかはわからない | 環境規制によって「差別化しにくい」時代に突入する中、ブガッティはどうやって排他性を確保するのか? さて、ブガッティは現行世代最後のモデ ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ブガッティ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , ,