ブガッティ「新型ハイパーカー」最新ティーザー動画が公開、車体後部中央には光る「BUGATTI」文字。ブガッティ各モデルのリアはこうなっている【動画】

Image：BUGATTI

｜　ブガッティ各モデルは「新しくなるにつれ」その歴史へのオマージュ度合いが強くなっているようだ　｜

シロン後継ハイパーカーはこれまで以上にスタイリッシュで先進的、しかしタイムレスな存在になるのかも

さて、ブガッティは「シロンの最後の一台」を納車し、その後継モデル発表にフォーカスしている段階ですが、先日はその発表が「6月20日に行われる」というアナウンスがなされています。

そして今回はそのシロン後継ハイパーカーのリア（テールランプ）を捉えたティーザー動画が公開されており、左右テールランプの間に発光する「BUGATTI」文字が仕込まれている様子を見て取ることが可能です。

ブガッティの新型ハイパーカーのテールランプは「ディーヴォに近い」？

そこで公開された最新ティーザー動画を見てみると、テールランプを（向かって）左から右へと流れるように捉えており、左右テールランプそのものはディーヴォの「モノリス（下の画像）」に近いように見え、しかしもう少し数が少なく、かつシャープな形状を持つように見えます。

そして動画では発光する「BUGATTI」レターを確認できますが・・・。

この光るBUGATTI文字はW16ミストラルにてはじめて採用された意匠です。

ちなみにW16ミストラルはメイト・リマックCEO時代になってから企画されたクルマであり、この光るBUGATTI文字そのものがメイト・リマック氏の発案であったのかもしれません（そしてこれが新型ハイパーカーにも引き継がれた）。

参考までに、この「BUGATTI」文字自体はラ・ヴォワチュール・ノワールにて採用されていますが、こちらはおそらく発光せず。

その前のチェントディエチもテールランプに一部モノリスを採用し、BUGATTI文字はグリル上ではなくリアデッキ上に。

ディーヴォのBUGATTI文字もリアデッキ上、しかしちょっとコンパクト。

シロンだとBUGATTI文字ではなく、代わりにEB（ブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティのイニシャル）バッジが装着されています。

こうやって見ると、シロン→ディーヴォ→チェントディエチ→ラ・ヴォワチュール・ノワール→W16ミストラルといった具合に「新しくなればなるほど」BUGATTI文字の主張が強くなっていることがわかりますが、今回ティーザー動画で示された最新モデルはその集大成ということにもなりそうですね。

現在このブガッティ製新型ハイパーカーについて分かっていることは多くなく、公式に示されたのは「（長さが1メートルもある）V16エンジン」、そして伝統の馬蹄形（ホースシュー）グリルにマカロンエンブレム、そしてセンターライン。

つまりヴェイロンやシロンよりも「ブガッティの伝統」を強く押し出している可能性があり、スパイフォトではその機械式腕時計のような精緻な（550km/hスケールが刻まれる）メーター、シロンよりもスタイリッシュになったプロポーションも確認可能。

なんだかんだ言いながら発表まではあとわずかに迫っており、それまでには（おそらく）何度かティーザー画像や動画が公開されるものと思われます。

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参照：Bugatti